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副園長の一言<令和3年12月>
今年の雪は遅いね、と話をしていたら、「お待たせしました」と、
1日であっという間に一面雪景色となりました。
園庭にもたくさん雪が積もり、除雪機で集めると、大きな雪山が出来ました。
もう少し整備されると、雪遊びが楽しめそうです。
積雪1日目のバス送迎では、大幅な時間の遅れやバス停変更など、
お家の方々にはご対応、ご協力を頂きましてありがとうございました。
3学期も雪道の道路状況、時間に配慮しながら事故の無いよう運行してまいります。
昨年に引き続き、感染予防対策の為、各行事が変更となった1年でしたが、
感染状況が落ち着いてきた12月は、全園児の一斉保育を行うことが出来ました。
クリスマス会や終業式では、山王幼稚園の子ども達がみんな集まり、
顔を見れた事がとても嬉しかったです。
終業式では久しぶりの園長先生のお話を、子ども達はとても真剣に聞き、
受け答えをしていました。
開園記念のお餅つきでは、近くで大きな石臼や杵を見て、
一緒に「よいしょ、よいしょ」の掛け声でお餅つきの様子を見学しました。
最近は実際にお餅をつくところを見る機会がなかなかないと思います。
子ども達は杵が振り下ろされる迫力を近くで感じ、柔らかくなったもち米をのぞき込んでいました。
昔は誕生祝にお餅をついていた事や、もち米についてのお話を先生方が子ども達に分かりやすく伝え、
日本の伝承文化に触れる事が出来ました。
クリスマス会の先生方のお楽しみの最後に、山王幼稚園にもサンタさんが来てくれました。
昨年のサンタさんは、窓の外や2階のキャットウォークから子ども達に挨拶をして帰っていきましたが、
今年はもう少し近く、ステージまで来てくれお部屋に戻る子ども達を見送ってくれました。
「サンタさんは園長先生でしょ」と怪しむ子ども達が、次の日園長先生に聞いていましたが、
園長先生もサンタさんを見た事をお話しすると、
「えっ、じゃあ本物のサンタさんだっだの?」と不思議そうな顔をしていました。
季節ごとの行事は、昔から伝承されているものを振り返ったり、
普段の生活を彩る機会となりますね。幼稚園でも折に触れ、一斉保育や製作をしたり、
歌をうたったり先生がお話をして、子ども達が興味、関心を持てるように保育をしています。
各ご家庭でも大切にされている事と思います。
年末年始になりますが、大掃除やおおみそか、お正月など、
お家で子ども達と過ごす時間を大切にしてくださいね。
また、雪や車の事故、病気にお気を付けください。
今年1年、沢山のご協力を頂きまして、本当にありがとうございました。
皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。
副園長 菊地 梓
副園長の一言<令和3年11月>
天気予報に雪だるまマークがだんだん増えてきましたが、根雪になるのはもう少し先になりそうです。
子ども達はステージに飾ったクリスマスツリーを見て、
「お家にも飾ったよ」「サンタさんに頼むプレゼント決まったよ」など楽しそうにお話をしています。
各クラスでもクリスマスのボード製作をして、素敵な壁面飾りが並んでいます。
先日の保育発表会では、皆様のご協力を頂き、2日間を無事に終えることができました。
沢山のご理解、ご協力ありがとうございました。
当日体調を崩す子はいなく、全園児がステージで発表できた事は、なによりも嬉しい事でした。
お家の方の前で嬉しそうにしていたり、練習してきた成果を自信を持って表現する子ども達は、
練習で見てきた時よりも、どの子も一番良い表情をしていました。
1・2・3歳児はステージに上り、先生の声を聞いて表現ができ、とってもかわいらしかったですね。
年中組はお友達と一緒に創り上げ、協力している場面がたくさん見られました。
年長組は自信を持って堂々と、とっても凛々しい姿に感動しました。
各年齢ごとの成長を、ステージ上で充分表現できていたのではないでしょうか。
セリフや振り付けを覚える等、練習ももちろん頑張りましたが、
4月からの幼稚園での生活や遊び、先生やお友達との関わりがあっての表現だったと思います。
毎日の生活の中でお互い信頼関係が生まれ、
隣のお友達に手を貸したり優しくしてくれる子ども達がたくさんいます。
先生が「やってあげて」とは言わなくても、山王幼稚園の子ども達は自然に手を伸ばしてくれます。
そんな子ども同士のやりとりを見て、先生たちは素敵だな、と思い、
子ども達から学ばせてもらっています。
保育発表会を終え、また一つ大きな経験をして自信がついた子ども達は、
以前に増して活発に遊んでいます。
先生は子ども達の興味を伸ばす一方、安全面や約束事を伝えながら、保育をしています。
これからはクリスマスや年末年始など、子どもも大人も楽しい時期となりますね。
子ども達はほっぺを赤くして、嬉しそうにサンタさんのお話をしてくれます。
そんな子ども達を見ると、大人も幸せになります。
今のところ園では各感染症の流行はありません。
このまま2学期を元気に過ごしていけたら、と思います。
山王幼稚園 副園長 菊地 梓
副園長の一言<令和3年10月>
日の入りが早く日の出が遅くなり、少しずつ冬が近づいてきています。
それでも子ども達はジャンパーを着て外に出て遊び、体を動かすうちに暑い、
と脱いで汗をかいて遊ぶ日もあり、衣服の調節を考えていきたいですね。
6月から2度延期になっていた運動会が無事に終わり、
子ども達は各競技を沢山のお客様に見てもらえた事で、
それぞれ満足感や充実感を味わっていたようです。
今年は1学期からの長いスパンでの活動となりましたが、
子ども達のそれまでの頑張りや成長を見て頂く場が出来、本当に良かったです。
園庭での開催となりましたが、いつもの馴れた場所で、
子ども達の緊張も少なかったように見えました。
各学年毎、クラス毎、友達や先生と力を合わせ体いっぱい表現していました。
延期になっていた円山動物園遠足も4日間無事に晴れ、子ども達はとても楽しんでいました。
動物園にむかうバスの中では、先生の動物紹介やクイズやお話を聞いて、子ども達の期待が高まります。
実際近くで動く動物達を見て、大きさや鳴き声に驚いたり、
色やかたちの特徴を見つけて教えてくれたり、みんな夢中になって見ていました。
年少組やキンダールームの子ども達も、先生が思っていたよりも沢山歩いて、
1日満喫していたようです。
外で食べたおにぎりも嬉しかったようで、後日「また一緒に食べようね」と
友達とお話ししている子もいました。
今は保育発表会の練習が本格的に始まり、各クラスから子ども達の歌声や掛け声、
太鼓の音が聞こえてきます。ステージに上がると、それぞれの学年の成長の違いがはっきりとわかります。
それぞれ目標としている所は年齢毎に違うのですが、
先生のお話を聞いてそれぞれ表現している姿は、みんなかわいらしいです。
年長組では、真剣さが伝わってくるので、格好いい姿ですね。
子ども達は自分の役割を覚え、少しずつ形になっていくうちに、
笑顔がたくさん見られるようになっています。本番も楽しみです。
新型コロナウイルスの感染者数が落ち着いてきていますが、まだ油断は出来ません。
これからは気温や湿度が低くなるので、感染症も流行しやすい季節となります。
免疫が下がると体調を崩しやすくなるので、子どもも大人も睡眠、食事、水分補給に気をつかっていきたいですね。
季節の変わり目は、体調管理に気を付けていきましょう。
副園長 菊地 梓
副園長の一言<令和3年9月>
秋分の日を迎え、季節の移り変わりを感じます。
空は高く気温が低くなり、手稲山も紅葉が始まりました。
先生のお話を聞いて、または自分の肌で感じたり、目や耳に触れ、
夏とは違う季節の変化を子ども達も感じています。
最近、保育中の先生からこんな声が聞こえてきます。
「前は出来なかったのに」「こんなに出来るようになったんだね」
つぶやきは、たとえば子ども達が製作をしている時や園庭で遊んでいる時、
クラスでゲームをしている時などです。
製作でより細かい事が出来るようになっていたり、縄跳びが跳べるようになったり、
ゲームのルールを理解して楽しめるようになっていたり、1学期とは違う成長が垣間見えます。
先生の驚きや励ましの声を聞き、子ども達は嬉しそうにして、
より張り切っておこなったり、やる気を出しチャレンジしています。
幼児期は色々な事に触れ、経験する中で自分の好きなものに気づいたり、夢中になれる事を見つけます。
最初は苦手意識がある事も、周りから刺激を受けたり、やってみて好きになり、自信を持てる子もいます。
幼稚園ではきっかけになる言葉がけや環境を考え、
子ども達の遊びが広がる場となれば良いな、と考えています。
9月24日、25日は研修会がありました。
24日は姉妹園なかのしま幼稚園の理事長先生から、統合保育についてのお話をお聞きし、
両園の創立の背景や支援児への保育の取り組みなど、改めて学び振り返る園内研修となりました。
25日は北海道の研修会で、各園リモートでの参加となり、
乳幼児教育におけるSDGsの在り方について講演を聞きました。
日頃の保育を見つめなおす機会になり、また、保育事例を聞き、
子ども達の主体性を伸ばす保育の在り方やプロセスを大切にする
保育の方法について考える機会となりました。
24日はお時間を頂きまして、ありがとうございました。
10月は運動会や動物園遠足があり、保育発表会の練習も進んでいきます。
まずはみんなが元気に、そしてお天気にも恵まれると良いな、と思います。
副園長 菊地 梓
副園長の一言<令和3年8月>
2学期が始まり、1週間程がたちました。
夏休み期間中は、にじいろくらすで子ども達が夏の暑さに負けず、元気に遊んでいました。
にじいろくらすのお友達や先生と遊んだり、お昼ごはんを食べる時間は、
クラスの保育とは違うまた新鮮な空間だったのではないでしょうか。
今年は猛暑日が続き、大人も子どもも外での活動を控えたり、
いつも以上に水分補給をするなど、熱中症予防に気をつかいました。
まだまだ汗をかく日があるので、引き続き気を付けなくてはいけませんね。
1か月の夏休み期間中、各ご家庭から事故や病気の報告がなく、安心しました。
子ども達は、休み明けも変わらない笑顔を見せてくれています。
徐々に園生活の流れを取り戻しています。
クラスのお友達や先生に、お休みの時の出来事を伝えあったり、
「今日の給食はゼリーがでるんだよ」「明日お当番だよ」など、嬉しい事をお話ししてくれます。
2学期は1学期よりも子ども同士の関わりが増え、つながりが深まります。
幼稚園生活の中では、楽しい事もあれば納得のいかない事、
充実感を得られる事や悲しい事などがあります。
子ども達は、その時々の自分の気持ちを受け止め、
外に表現出来る時もあれば、折り合いをつけていく時もあります。
お家では、そんな子ども達のお話をたくさん聞いてあげてくださいね。
子ども達は、お話を聞いてもらうと、とっても嬉しいです。
新型コロナウイルスの変異株感染が広がり、感染者も低年齢化しています。
札幌でも小学校の学級閉鎖や保育施設での感染のニュースを聞き、心配です。
運動会や動物園遠足が延期になりましたが、
今後の状況により、また変更を余儀なくされる場合もあります。
その都度ご対応をお願いする事となりますが、
2学期も引き続ぎご協力の程、よろしくお願い致します。
副園長 菊地 梓
副園長の一言<令和3年7月>
気温が30度を超える日が続き、夏真っ盛りとなりました。
7月に入ってから、子ども達はシャツとパンツ姿になり中庭で水遊びを楽しんでいます。
キンダールームの子ども達は、水を張ったたらいに浮かべたおもちゃで遊んだり、
ジョウロで水をかけあって笑っています。
年少・年中・年長と年齢が上がるにつれ、遊び方もダイナミックになり、
水鉄砲でお友達を追いかけながら水をかけあい、色んな所から歓声が響いています。
そして先生も子ども達に負けないくらい水浸しになって遊んでいます。
暑い毎日ですが、夏の遊びを体いっぱい楽しんでいます。
水遊びの他にも、各学年の年齢に沿った遊びも行っています。
年長組は和太鼓遊びや鉛筆遊びが始まり、年長になってから出来る活動に意欲的に取り組んでいます。
和太鼓は、年少さんから見ていた遊びなので、いよいよ自分たちが出来る、と表情は真剣です。
年中組は大きなお菓子怪獣を作ったところから始まり、怪獣の住むジャングルを作ったり、
カメラを作ってジャングル探検をしたりと、手作りの遊びを発展させ、
他学年の子ども達も「楽しそう!」と見ていました。
年少組はみんなでするゲームのルールを少しずつ理解して、自分で動けるようになったり、
「がんばれ」とお友達を応援する姿が見られ、
個々の遊びから集団での遊びも楽しめるようになってきました。
これから勝ち・負けも分かるようになると、より友達との関わりが深くなったり、
遊びの楽しさが分かってくるのではないかと思います。
1学期の終業式をむかえ、4月から始まったクラスもそれぞれまとまりが出来てきて、
先生やお友達との関わり、信頼関係が出来始めたところです。
年度始めの緊張感も抜け、本来の自然な笑顔が見られたり、
子ども達からお話を聞かせてくれるようになりました。
2学期はより沢山の行事や活動があるので、今から楽しみです。
お家の方々には各行事の変更や感染予防対策にご理解、ご協力を頂き、ありがとうございました。
子ども達が毎日笑顔で登園できたのも、お家の方に温かく見送られ、
安心して幼稚園に向かえたのだと思います。
2学期にまたみんなそろって、元気にご挨拶できる日を楽しみにしています。
お家で過ごす時間が増えますが、子ども達、ご家庭の皆様、元気でお過ごしください。
幼保連携型認定こども園 山王幼稚園 副園長 菊地 梓
副園長の一言<令和3年6月>
夏至を迎え、日中の日差しが日に日に強く感じられるようになりました。
外に出ると、虫を探しに土を掘ったり、飛行機や雲をお友達と見上げたり、
と自然を感じて遊んでいる子ども達です。
風の向きを感じてしゃぼん玉をふくらませ、
虹色に揺れるしゃぼん玉に手を伸ばして笑っています。
数人でしゃがんで丸くなっている子ども達の中心には、たいてい虫がいます。
後ろからのぞいてみると、子ども達はありをつまんでみようとしたり、
いもむしに葉っぱのお布団をかけてあげたり、草を食べさせようとしています。
興味のある子は外に出るたびに虫探しをし、発見を楽しんでいます。
年中・年長組は自然散策に行き、より沢山の自然に触れる機会があります。
緑地では卵だったサンショウウオが大きく成長しているのを見たり、
落ち葉の下から大きなカタツムリを見つけたり、
きれいな鳥の鳴き声を聞き、大人よりも先に気がついて、
「隊長!発見したよ!」と目を輝かせて教えてくれます。
お友達が嬉しそうに見ていると、隣の子どもも「なに、なに?」と気になって見てみます。
喜びを一緒に共有したり、お互い教えあったり、新たな気づきをえられたり、
みんなで探検すると、より一層楽しく感じられます。
興味の度合いはその子によって違いますが、集団生活の中で色々な見方や考え方、
感じ方に触れられるのは、とても大切な経験だと思います。
気温が高くなり、水遊びが楽しい時期ですね。
幼稚園でも中庭で水をかけあって笑う子ども達の歓声が響いています。
これから夏ならではの遊びをたくさんできたら、と思います。
副園長 菊地 梓
副園長の一言<令和3年5月>
園庭の桜やチューリップ、藤の花が次々と咲き、新緑の季節を迎えました。
過ごしやすく気持ちの良い季節ですが、
北海道では新型コロナウイルスの感染が拡大し、
身近でも感染の話が聞かれるようになりました。
現在、山王幼稚園の園児、保護者様の感染の連絡は入っていませんが、
札幌市の感染者数を見ると、毎日心配です。
幼稚園での子ども達を見ると、咳が出る時は口を押さえたり、
手洗いの時は指先や爪も丁寧に洗ったり、忘れずに消毒をしたりと、
感染予防が身についているな、と思います。
子ども達が降園した後は、
使った遊具や椅子などを先生たちが毎日消毒をしています。
様々な対策で、昨年に引き続き、
毎年流行る感染症に罹患する子どもが本当に少ないです。
幼稚園の生活リズムにも慣れ、子ども達が出来る様になった事も増えてきました。
学年によって、新しい活動が始まったり、
近くの公園まで遊びに行ったりと、活動範囲も広くなってきました。
友達との関わりも見られるようになり、
年少組ではお帰りの用意の時にお友達の制服を持ってくる子、
お友達が泣いているとティッシュを出して頭をなでてくれる子、
等ほほえましい場面もあります。
クラスのお友達以外にも、同じバスコースの異年齢の
子ども達の関わりも増えてきました。
年長さんが年少さんのボタンをしてくれたり、
朝玄関で汽車ポッポになってお部屋までつれて行ってくれたりと、
先生がお願いしなくても、子どもたち同士で考えて行動にうつしています。
子ども達のそんな素敵なやりとりが毎日変化していくので、
先生達は見逃せません。
新型コロナウイルスの収束が見えない中、
今出来る活動、行事がおこなえると良いな、と考えています。
子ども達には今しか出来ない経験をなるべくさせてあげたいと思いますので、
方法や内容を変えながら、保育を計画していく1年になると思います。
保護者の皆様には適時対応をお願いする事になり、
ご心配をお掛けすると思いますが、
ご理解、ご協力を、どうぞよろしくお願い致します。
山王幼稚園副園長 菊地 梓
副園長の一言<4月>
日差しや風がやわらかく感じられ、芽吹いた草花が春の訪れを教えてくれます。
新年度が始まり2週間が過ぎました。
新生活にワクワクと緊張の気持ちがあった子ども達ですが、
ずいぶん慣れてきたようです。
進級の子ども達は、お友達を見つけ遊びに誘いあったり、
すぐに先生の名前を覚え、お話を聞かせてくれます。
ひとつお兄さん、お姉さんになった喜びが伝わってきます。
活動にも張り切って参加している子が多いです。
新入園の子ども達は、少しずつ“幼稚園は楽しい所”と思えるようになってきた子、
ふとした時に「お家に帰る」「ママに会いたい」と涙が出てしまう子、
お部屋に入るとすぐにおもちゃで遊び始める子、と様々です。
初めてお家の方と離れる子にとっては、まだまだ園での生活は不安です。
毎日の園生活で、お名前を呼ばれて返事ができるようになったり、
先生と一緒に絵本を見たり、園庭でお友達と一緒に走ったり、と色々な事を経験し、
楽しいと思える時間が少しずつ増えていきます。
朝泣いていても、幼稚園で1日中泣いている子はいません。
困っている時には、先生が隣でお話をしています。
おもちゃの片付けやお帰りの用意をがんばっています。
連休明けはお家がいい、と言う子もいると思いますが、
朝は「いってらっしゃい!」と送り出してあげて下さい。
新型コロナウイルス感染拡大が心配です。
できる予防はしっかりと徹底し、免疫力を落とさないように
気を付けていきましょう。
副園長 菊地 梓
副園長の一言<3月>
日中の日差しが暖かく、春のにおいを感じるようになりました。
園庭の雪も徐々に少なくなっています。
令和2年度の修了式、卒園式が終わりましたが、幼稚園ではにじいろくらす、
キンダールームの子ども達の元気な声が響いています。
コロナ禍の1年となった今年度は、通常の行事・遊びを制限される1年となりました。
感染予防対策や子ども達の健康をまず1番に、出来る遊びや今年は出来ない遊び、
やり方を変更する遊び等を考え、今の子ども達に出来る遊びをおこなってきました。
外での活動やバスに乗ってのお出かけの機会を増やしましたが、
今年はどの学年も天候に恵まれ、午前中いっぱい楽しんで幼稚園に帰ってきました。
子ども達は新しい生活習慣にもすぐに慣れ、
子ども達の方から「熱計らないの?」と聞いたり、
上手な手の洗い方をお友達や先生に教えてくれました。
先生たちが毎日保育後に遊具の消毒をするのを見て、
次の日の朝、お片づけのお手伝いをしてくれる子もいました。
また、今年は様々な感染予防対策が功をなして、
幼稚園でインフルエンザや水痘、ノロウイルスなどの流行がありませんでした。
11月や2月は例年よりも欠席人数が少なかったです。
行事内容が変わっても、毎日幼稚園で沢山のお友達や先生と
一緒に生活する日々は変わりません。
子どもの中で子は育ちます。
子ども同士の会話や遊びを通し、それぞれの思う事、受け取り方があり、
楽しく感じる時もあれば、そうではない時もあり、
毎日の心の動きが一人ひとりの成長に繋がっていくのかと思います。
クラスの先生はこの1年間、そんな子ども達の成長のお手伝いをさせて頂きました。
新入園の子ども達は、初めての幼稚園生活にもなれ、
普段の笑顔をたくさん見せてくれるようになりました。
進級の子ども達は新しい遊びや新しいお友達に出会い、活動範囲がひろがりました。
4月からはそれぞれ1つお兄さん、お姉さんになる事を期待し、
修了式では園長先生のお話を聞いて、顔つきもきりっとしていました。
年長組の子ども達は、卒園です。
沢山の事が出来るようになりました。
自分の事はもちろん、上手にお話を聞ける事、
相手の気持ちを考えてあげたり、
待ってあげられる事、そっとお手伝いしてくれる事。
山王幼稚園の子ども達は大人が関心してしまう事を自然にできる子が多いです。
お手伝いが必要なお友達は、周りのお友達の優しい空気を感じながら、
安心して幼稚園で遊んでいました。
周りのお友達は、どんなお手伝いが必要か考え、進んで手をつないでくれました。
最初は先生を見て、そのあとは自分から。
お互い山王幼稚園で過ごした経験から得られた成長だと思います。
4月からはみんな新しい生活のスタートです。
子ども達も先生も、今からワクワクし、期待に胸いっぱいだと思います。
年長さんは幼稚園とは違う新しい場所での生活。
山王幼稚園の先生方はずっとみんなの事を応援しています。
お家の方々には本当に沢山のご協力、ご理解を頂きまして本当に感謝しております。
子ども達の健康管理をはじめ、体温カードの提示や各行事でのご対応等、
皆様のご理解があり、先生方も安心して保育を進められました。
今年度、無事に終われるのは皆様のご協力のおかげです。
ありがとうございました。
進級されるお家の方は、新年度も引き続きご協力いただくことがあるかと思いますが、
どうぞよろしくお願いいたします。
卒園のお家の方々、卒園後の新しい生活で、もしお子様の困りがありましたら、
いつでも幼稚園にご連絡をください。
今まで山王幼稚園の教育にご理解いただきまして、ありがとうございました。
副園長 菊地 梓