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2022年3月

2022.03.30

副園長の一言<令和4年3月30日>

 日中の春の日差しを受け、園庭も雪解けが進んでいます。

「冷たい」と感じていた風も、すぐ近くに春が来ていると思うと、清々しく気持ちよく感じます。

年度末のこの時期は、1年が終わってほっと落ち着く中で、

4月からの新生活に向けての期待が膨らむ節目の時期ですね。

春休みのにじいろくらすの子ども達を見ていると、

年長組は3月でお別れ、年中少組は4月から新しい学年と

それぞれの環境の変化を子ども達の中でも感じている様で、

話をしたり、先生の言葉を受けてお兄さん、お姉さんらしい行動を取っている子もいました。

 

 3学期は世間の感染者数の増加が心配でしたが、3月に入ってから登園の子ども達も増え、

クラスのお友達・先生と一緒に過ごす最後の時間が持てました。

先生は子ども達が特に好きな遊びやゲームを提案したり、クラス・学年毎にお楽しみ会を開いたりと、

子ども達同士関わりの持てる遊びを毎日おこなっていました。

年度末は子ども達が周りの環境に慣れ、安心して自分らしさを発揮出来る時期なので、

よく盛り上がり、子ども達も生き生きと楽しんでいました。

先生達はそんな子ども達の笑顔を見ながら、子ども達の4月からの成長を感じ、

出来事を振り返りながら、1年間育ちのお手伝いをさせて頂いたことを嬉しく感じていたと思います。

 

 年中・年少組は4月に1つ上の学年に進級します。

年中組は幼稚園で1番大きいお兄さん・お姉さんになるので、今から張り切っている様子です。

年長組になってから出来る活動も沢山あるので、期待も膨らみますね。

年少組の子ども達も、同じクラスの満3歳のお友達に親切にしてくれていたので、

4月からくる新しいお友達にも優しく出来ると思います。

修了式で園長先生のお話を聞いていた顔は、みんな立派でした。

 年長組の子ども達は卒園ですね。

山王幼稚園の子ども達は、相手の事を思いやれる優しい心の子ども達ばかりです。

言葉に出す前に考えられたり、良い事・悪い事を自分で考えられるようにもなりました。

隣のお友達がお手伝いを必要としていたら、手を伸ばしてくれたり、お顔を見てお話をしてくれたり。

先生が「そうしてね」と伝えているのではなく、子ども達同士で自然に出来るのです。

素敵な子ども達です。

 4月からは小学生になる年長さんを、先生方はみんな応援しています。

先日、小学校の卒業式の後に卒園児が12名、会いに来てくれました。

背がぐんと大きくなっていましたが、みんなで仲良く話している姿は幼稚園の頃の面影があり、

6年生ですがかわいらしいな、と思いました。

卒業を控え、幼稚園の事も思い出してくれたそうです。嬉しかったです。

年長さんも、幼稚園が懐かしくなったら、いつでも遊びに来てくださいね。待ってます。

ご家庭の皆様には、感染対策をはじめ、行事変更やご対応等、

沢山のご協力とご理解を頂きまして、本当にありがとうございました。

皆様のご協力があり、園内での感染拡大がなく、日々の保育を進められました。

感謝しております。

進級されるご家庭の方は、新年度も引き続きご協力を頂く事になるかと思いますが、

どうぞよろしくお願い致します。

卒園されるご家庭の方々、卒園後の生活で、もしお子様の困りがありましたら、

いつでも幼稚園にご連絡ください。

少しでもお力になれたら、と思います。

今まで山王幼稚園の教育にご理解を頂きまして、ありがとうございました。

                        副園長 菊地 梓