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2022年5月

2022.05.31

副園長の一言<令和4年5月>

 新緑がまぶしく、すがすがしい風が気持ち良い季節となりました。

園庭には藤の花が咲き、子ども達が育てている野菜の葉がどんどん伸びてきています。

幼稚園横の川沿いには色鮮やかな、はまなすの花も咲き始めました。

過ごしやすい季節ですが、寒暖差があり、

子ども達の体調の変化に先生方も十分注意しています。

 連休明けからお休みの子は少なく、1日1日幼稚園のリズムや生活習慣に慣れていっている様子です。

クラス活動を通して新入園の子ども達は、先生やお友達の名前を呼んだり、

自分のクラス名を覚え、呼ばれると元気にお返事が出来るようになりました。

朝の歌や給食の歌を教わり、先生を見ながら振りを付けて楽しそうに歌っています。

進級の子ども達も、周りのお友達の遊びを見て興味や関心持ち、

新しい交友関係が少しずつ広がってきている様子です。

運動会の練習では、昨年の経験を活かし、先生の声を聞いて機敏に行動する姿も見られます。

カラー帽子を被る、ジャンパーを着る等、身支度も自分の力で頑張っています。

 身の周りの用意は各年齢によって出来る事が違うので、園での先生の援助も違ってきます。

お手伝いをしてやり方を伝え、見守り、励まし、時には一緒に行うなど、

その子に合った声掛けを考えています。

出来るようになった喜びを受け止め、子どもが自信を持てるよう促し、

次に挑戦する意欲につながるように配慮しています。

 外遊びでは、園庭にいるありやダンゴムシを見つけたり、

自然散策では様々な草花の発見やフィールドゲームを楽しんでいます。

子どもは興味・関心を持つと、遊びに集中します。

子ども達が今、関心を持っている事をキャッチし、

先生自身も子ども達と一緒に楽しむ事で遊びが深まります。

大人になってもアンテナを張り、遊びが発展していくような環境作りができれば、と思います。

 今後もマスク生活が続きます。

子どもは自分でマスク着用の判断が難しいので、

園ではその日の気温や遊びの状況を見て、声を掛けていきます。

感染対策に加え熱中症も心配な時期なので、水分補給や外に出る時間など、

ご家庭の皆様もご配慮頂きますよう、よろしくお願い致します。

                               副園長 菊地 梓