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副園長の一言<令和7年5月>
日中は上着がいらないほど、暖かい季節になってきました。
園庭や近くの公園で遊んだり、お散歩をしたりと、外で過ごす時間も増えてきています。気温や日差しが丁度良い今の時期に、時間を作って外で遊びたいと思います。
新入園の子ども達はすっかり幼稚園の生活に慣れ、自分のクラスを覚えたり、先生の名前を呼んでいます。毎日の給食を楽しみにしている子も多く、みんなで給食の歌をうたって、座って食べています。登園後にコップやタオルをリュックから出す毎日の用意も、先生の声掛けがなくても自分でできるようになり、ほんのひと月ですが、子ども達の成長を感じます。
年中・年長組の子ども達は、身の回りの用意も素早く、朝や帰りの自由遊びの時には、部屋、外、ホールのいずれか好きな所にすぐに行き、それぞれ遊びを見つけて楽しんでいます。年少の小さいお友達のお部屋のお片づけを手伝ったり、「一緒に行こう」と、目線を合わせて手をつないでくれる姿は、まだまだ小さいながらも、頼もしさを感じます。
運動会のお遊戯やかけっこの練習も少しずつ始まっています。練習といっても、子ども達にとっては体を動かす遊びのひとつなので、各競技に興味を持ち参加しています。
年少組はクラスのお友達と上手に並んで歩けるようになり、お遊戯の曲が流れると、にこにこ手を振ったり、先生を見て踊っています。
自由遊びに好きな遊びを楽しむ時と、運動会の練習でお友達と一緒に取り組む時、それぞれ違う遊びの楽しさを経験しています。
年長組のバルーンは、年長になったらできる、と子ども達自身楽しみにしていた遊びのひとつなので、大きく膨らむように何度もチャレンジしています。
これから本番に向け、益々期待も膨らんでくる事と思います。楽しみながら、またお友達同士認め合いながら当日を迎えられたら、と思います。
4月、5月は例年より欠席の子は少なかったです。
段々気温も上がってくる季節ですので、水分補給や換気を意識しながら、健康に過ごせたら、と思います。
副園長 菊地 梓
副園長の一言<令和7年4月>
新年度が始まり、ひと月が経ちました。慣らし保育から通常保育になり、新入園の子ども達も徐々に幼稚園の雰囲気に慣れてきています。
お家の方と離れるのが初めての子は、初めから気づいて寂しくなってしまったり、初日は気づかなくても数日経ってから涙が出てしまう事がありますが、先生やお兄さんお姉さんが傍にいるとお話をしてくれるようになっています。お家の方々も、良いタイミングで笑顔で送り出して頂いているので、長く泣いている子はいません。
進級の子ども達は、新しい靴箱、お部屋、先生の名前を覚えて、早速ホールやお部屋で元気に遊んでいます。昨年のクラスの先生やお友達を見ると、呼びかけて手を振る子もいて、こうして少しずつ新しい環境に慣れていくのだろうな、と思いました。
園庭には幼稚園のこいのぼりと一緒に、年長さん手作りのこいのぼりも風を受けて泳いでいます。子ども達がつけた沢山のうろこが太陽の光を受けて、きらきらと綺麗です。
初めてこいのぼりが出た時は、ピンク色のこいのぼりを見つけた年少さんが、「ピンクちゃん!」とジャンプして喜んでいました。
ホールに飾った五月人形は、兜や鎧、刀に興味を持って見ています。
幼稚園では、季節の行事の折には子ども達に由来を伝えたり、お楽しみ会をおこない、子どもたちなりに風習を感じ取れるように考えています。
つい見逃しがちになる季節の変化ですが、お家でもお散歩の時やお買い物の時に、子ども達と小さな発見を楽しんでみてくださいね。子ども達の気づきの言葉は、大人が笑顔になる事が多いです。
札幌も暖かくなり、つくしやふきのとう、様々な花が芽吹き始めました。過ごしやすい気温になりましたので、園でも外遊びを楽しんでいきたいと思います。
新しい環境に少しずつ慣れてきている子ども達を見守り、今年度も子ども達の成長のお手伝いが出来れば、と思います。
お家の方々にはご理解、ご協力をいただく事と思いますが、1年間、どうぞよろしくお願いいたします。
副園長 菊地 梓
副園長の一言<令和7年3月>
園庭の雪山は日に日に小さくなっていき、雪解けが進んでいます。
日中の日差しもずいぶん柔らかくなってきて、体が軽く感じますね。
3月の修了の日が来て、卒園、進級を迎えました。年中少組はこの1年、年長組は幼稚園生活を振り返ると長くもあり、あっという間の日々だったと思います。
先日のお別れ会では、年長と年中少で、お互い歌や製作のプレゼントを贈りあいました。歌をうたっている子ども達、聞いている子ども達それぞれの真剣な顔を見ていると、今までの成長を思い出し、感動しました。年長さんの名前が入った卒園製作は、「飾ったら見てくれるかな」「お名前を見て思い出してくれるかな」と、年長さんが心を込めて作っていました。
年少さんはみんなで力を合わせて「ねんちょうさん、だいすき」のメッセージボードをプレゼント。年中さんはイラストやラメペンで装飾したかわいらしいペンダントを作って、「○○ちゃんにあげる」と、お兄さんお姉さんを思いながら頑張って作っていました。
バスコースやにじいろくらすで小さいお友達に優しくお手伝いをしてくれた年長さん。そんな優しい年長さんの気持ちを受け取った年中少さんは、4月から来る新しいお友達や困っているお友達に手を貸してあげられると思います。
幼児期の成長はそれぞれのペースがあり、山王幼稚園の子ども達は、周りをよく見てお友達を受け入れてあげられる子が多いです。お手伝いの方法も、言葉で伝える、手をつないであげる、周りに教えてあげる、見守る等、子どもながらに考えています。幼稚園生活を送る中で、大人に教えられたというより、自分で獲得したものだと思います。
心の成長が見られた瞬間は、おうちでも沢山子ども達を誉めて認めてあげてくださいね。
年長さんは4月から期待と少しのドキドキの小学校ですね。楽しい事を沢山見つけて、優しい心のお兄さん、お姉さんでいてください。
小学校で心配な事があれば、お話を聞きますので、いつでも幼稚園に来てくださいね。
心配な事がなくても待ってます。先生達はみんなの事をいつまでも応援しています。
今年度もご家庭の皆様には沢山のご理解、ご協力を頂きましたこと、感謝しております。卒園のお家の方々、今まで山王幼稚園の教育・保育にご理解を頂きまして、ありがとうございました。
副園長 菊地 梓
副園長の一言<令和7年2月>
2月は雪が一気に積もりましたが、日暮れの時間が伸びていき、明るい時間が増えてくると、少しずつ春に向かっているのだな、と感じます。
大人が滑っても楽しい園庭の雪山も、日々形を変え、雪質や滑る場所によって違う滑り心地を楽しんでいます。すぐ外遊びに行きたくて、つなぎを着る用意も早くなりました。
あっという間の3学期、今のクラスで遊ぶのも残り2週間程になりました。
年長さんは「幼稚園で最後」の遊びや活動をおこなうたびに、卒園への意識が強くなってきている様子です。1日入学や小学校の持ち物の用意の話を聞くと、入学に期待している気持ちが伝わってきます。
年中少さんはお友達や先生と会話を楽しみながら、興味のある遊びを見つけて遊んでいます。先生が話した内容を覚えていて、他の先生やお友達に教えてくれたり、お友達の話を聞いて、自分の話をしたい子が集まり、会話のキャッチボールが広がっています。相手の話に耳を傾ける姿や、どうやって意見を伝えようかと考えている様子もみられ、子ども達の成長を感じます。
幼児期の子ども達の成長には、いつも驚きます。今まで出来なかった事が出来るようになる、自分で気づいて行動に移せる、相手の気持ちを汲んであげられるようになる等、少し前を振り返ると沢山の成長した姿に気づきます。お家でもそんな子ども達を誉め、認めてあげている事と思います。
子どもを認める時には、結果よりも「過程」を認めてあげると、より子ども達の自信に繋がります。頑張って取り組んでいた事には、それまでの努力を認めてあげると良いですね。
「できない」とあきらめてしまう時には、「まだできないよね」と、「まだ」を付け加え続けていく事でできるようになった過去の例をあげ、励ますと「今はできるようになる過程にいる」という気持ちを育んでいけます。
また、続ける事で良くなる様子や、失敗もより良くするために生かせる、と工夫する姿を大人が見せる事で、子ども達の気づきに繋がります。
「できないこと」で落ち込むのではなく、少しでも「できたこと」に目を向けていきたいですね。
3月は子ども達と今年度を振り返りながら、残りの日々を楽しく過ごしていけるように遊びの様子を見ていきたいと思います。
副園長 菊地 梓
副園長の一言<令和7年1月>
3学期が始まり、各クラス、ホールや園庭に活気あふれる子ども達の元気な声が響いています。園庭には雪が積もり、雪山ですべって遊んだり、小さな雪だるまの頭に枯葉をのせていくつも並べて、冬の遊びを楽しんでいます。
冬休み期間のにじいろくらすでは、にじいろのお友達や先生と朝から一緒に生活し、クラスでの活動とは違う遊びや友達関係の中で楽しい時間を過ごしていました。
異年齢の関わりや、にじいろの先生の工夫ある遊びを通して、お友達との関わり方、身の回りの用意等、成長した子も多いのではないでしょうか。
始業式の日は、久しぶりに会えたお友達に嬉しそうに笑顔で挨拶をしたり、早速誘い合って手をつないでいる子もいて、休み中は大きな事故や病気がなく安心しました。
ホールで園長先生の方を見て上手にお話を聞く姿に、お兄さんお姉さんになっているな、と思いました。
久しぶりの登園でお家を思い出して涙の子もいますが、生活の流れが変わった時期なので、先生達は悲しい気持ちを受け止めながら、興味の持てる話をしたり、遊びに誘って園生活のリズムを取り戻せるように援助しています。立ち直りは早いので、これから3学期の毎日を楽しく登園できるように見守っていきたいと思います。
給食も幼稚園で楽しみにしている事の一つで、「今日の給食を見てくるね」と2階の調理室へ行くのを朝のルーティンにしている子もいます。給食は子どもによって苦手な食材が入っている事もありますが、先生の励ましの言葉を聞いて「いいところを見せるぞ」とチャレンジしたり、隣のお友達がおいしそうに食べている姿を見て、一口でも食べたり、とお家ではできない経験もあります。栄養士の先生は子ども達の食べ具合や残食を見て、味付けや切り方をアレンジし、より喜んでもらえる様に考えてくれています。行事ごとの特別メニューも毎回思考を凝らし、かわいらしい飾りつけのデザートなど、調理員の方たちは腕を振るってくれています。おいしい給食を食べる時間も、会話を楽しみながら過ごす幼稚園での温かな空間です。
3学期は一番短い学期です。今のクラスでの生活もあと少しですが、怪我なく、楽しい日々を過ごしていけたら、と思います。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
副園長 菊地 梓
副園長の一言<令和6年12月>
園庭にも雪が積もり、天気の良い日は光が当たって明るく眩しいです。子ども達は雪を集めて丸めたり、雪のかけあいっこをして寒さに負けず遊んでいます。
12月は開園記念のお餅つき、劇団風の子さんの観劇会、クリスマス会にリボンちゃんのイベント、と楽しい行事が盛り沢山でした。
お餅つきでは、ホールで先生がお餅をつく様子を見たり、年少さんからは実際に杵を持ちお餅をつきました。本物の臼と杵でお餅をつく貴重な体験ができ、「杵は重たかったよ」「出来立てのお餅は柔らかいね」と喜び、「幼稚園は47歳で大きいね」と、1年に1度の幼稚園の誕生日をみんなでお祝いしました。
昔は誕生祝にお餅をついてお祝いした事や、お餅のもとになるもち米の話を聞いて、日本の伝承文化に触れる機会にもなりました。
24日のクリスマスイブを指折り数えている子ども達。幼稚園に一足先に来たサンタさんからおっかなびっくりプレゼントを受け取る子、じーっと顔を見て「園長先生かな?」と言っている子、様々な様子が可愛らしかったです。
お家でもツリーを飾っているよ、プレゼント決まったよ等、楽しい話も沢山聞こえていきます。子どもも大人も心温まる時期ですね。
年末年始になりますが、大掃除やお正月の準備等、子ども達と出来る事を一緒にしたり、
買い物に行った時には年始の飾りを見たりすると、良い経験になるかと思います。
また、子どもは大人からお願いされる事が嬉しいので、張り切ってお手伝いをしてくれるかもしれません。忙しい時期ですが、子ども達と楽しい年越しをしてください。
今年は秋から12月にかけて欠席が少なく、先生達とこんな年も珍しいと話していましたが、先週から少しずつ感染症が増えてきました。一番の予防は外から帰った後の、うがい、手洗いです。また、免疫が落ちない様に睡眠も大切です。
休み中は生活時間が不規則になりがちですが、子どもにとって寝る前のルーティーンがあるとリラックスして眠りにつきやすいといわれています。歯磨き→トイレ→布団に入る→絵本等、決めた事ができたら、褒めてあげると次につながります。
冬休み期間は雪や車の事故、病気に気を付け、皆様良いお年をお迎えください。
今年も沢山のご理解、ご協力を頂き、ありがとうございました。
副園長 菊地 梓
副園長・主幹の一言<令和6年11月>
涼しい秋が来たかと思えばあっという間に初雪が降り、冬の到来を感じる季節となりました。
子どもたちは公園で落ち葉を集めたり、ななかまどの実や松ぼっくりを拾ってきて製作をしたり、飾って楽しんでいます。
雪を見ると「早く積もらないかな?」「そりすべりしたいな」と雪遊びを心待ちにする子どもたち。
少し積もる度にとても嬉しそうにしています。
11月14日15日は保育発表会でした。
どのクラスも日々の生活や先生との遊びの積み重ねの成果を見せることの出来た素敵なステージでした。
いざ、幕が開くと少し緊張する子もいましたが、一人ひとり自分らしさを発揮できたのではないかなと思います。
年齢ごとに成長の違いが感じられ、どの発表も感動がありました。
キンダールーム、満3歳の小さいお友達は練習では先生と一緒ににこにこ楽しんでいましたが、当日は沢山の人に驚きながらもステージに立ち、泣きそうになってしまう子、覚えたことを頑張って表現しようとする子等、どの子もとても可愛らしく微笑ましかったです。
年少さんはセリフや振りを覚え張り切りながらも少し恥ずかしそうに発表していました。4月に泣いていた姿を思い返すと、先生との信頼関係が出来ここまで体一杯表現出来るようになったことを嬉しく思います。
年中さんは経験がある分少し長いストーリーも理解して演じる、自信を持った元気いっぱいな姿が印象的でした。遊びながら劇中の歌を口ずさんでいた子もいましたよ。
そして最後の発表会である年長さん。演技にも感情がこもり、役になりきっていました。
友達と立ち位置やセリフを教え合いながら練習をし、迫力のある太鼓は心を一つに力強く真剣に叩く姿に目の奥が熱くなりました。
どの学年も本番が1番上手に表現することができ、これまでの練習過程や発表会当日を終え、とても貴重な経験となったのではないかと思います。
発表会後の生活を見ていても成長が目に見えて分かり、気持ちを言葉で上手に伝えてコミュニケーションをとったり、チャレンジしようとする気持ちや、自分の力で頑張ろうとすることに繋がっていると感じます。これからも子どもたちの自信をさらに成長へと繋げ、見守っていきたいと思います。
園内はクリスマスの楽しい雰囲気でいっぱいです。
お部屋でも飾りを作ると、「早くサンタさん来て欲しいな」とクリスマスが待ちきれない様子です。
12月は沢山お楽しみが待っていますね。気温が下がり風邪気味の子も多いため、元気に楽しめるよう体調管理をよろしくお願いします。
主幹保育教諭 金谷美穂香
副園長の一言<令和6年10月>
紅葉が進み、落ち葉が舞う季節になりました。子ども達は落ち葉やプロペラを拾ってカラー帽子の中に集めたり、穴の空いた葉っぱを見立てて「顔にみえる」と笑っています。また、水たまりに近づいているトンボやうろこ雲を興味深く見ている子もいて、短い秋でも色々な発見を楽しんでいる様子です。
朝と帰りの自由遊びの時間は、園庭、ホール、お部屋、製作遊びの部屋の好きな場所を選んで遊んでいます。
ホールでは長縄に長い列ができ、何回も挑戦したり、「50回跳べたよ」と教えてくれる子がいます。鬼ごっこで汗を流して逃げている子、積み木で大きなお家や車を作ってお友達とごっこ遊びを楽しんでいる子。他クラスや異年齢のお友達と遊ぶ事も増えてきて、元気な声が響いています。
製作遊びでは学年で出来る事の違いがあるので、曜日ごと分かれています。年少組も製作遊びが始まりましたが、今は色を塗ったりシールを貼るなど、平面の物を使って作って遊ぶことを楽しんでいます。年長・年中組は空き箱やストローなど、立体の物も使って自分のイメージした物を集中して作っていて、何を作ったか聞くと、詳しく教えてくれます。お家に持ち帰った時は、ぜひ聞いてあげてくださいね。
興味のある遊びを見つけるのに時間のかかる子や、遊びに参加していなくても側で見て楽しそうにしている子もいます。また、遊びの流行りも変わっていきます。そんな子ども達の変化に気づきながら、遊びの場を考えていけたら、と思います。
保育発表会の練習も波にのっています。ステージにあがると、お客様にみてもらう、という気持ちが高まり、前を向いてみんなに聞こえる声でセリフを言ったり、歌をうたっています。年長組は太鼓のリズムやセリフの“朝練”をしている子ども達もいて、やる気が感じられます。本番は沢山のお客様がいて緊張もあるかと思いますが、普段通りに発表出来たら良いな、と思います。
幼稚園で感染症の流行はありませんが、寒くなる季節は気を付けていかなくてはいけません。手洗い・うがいが一番の予防法なので、欠かさずにおこない、子どもも大人も元気に過ごしましょう。
副園長 菊地 梓
副園長の一言<令和6年9月>
秋分を迎え、日暮れの時間が随分早くなりました。日中の外遊びは、体を動かし汗をかいても、風が吹いて心地よく感じられます。お散歩に行くと、落ち葉や木の実を見つけ、大切に持って帰ってくる子ども達です。過ごしやすい気温なので、外遊びや公園遊びを長い時間楽しんでいます。
今月は幼稚園はおたる水族館遠足、キンダールームは円山動物園遠足に行きました。
子ども達は絵本や図鑑を見て当日を楽しみに待ち、実際に目の前で動く様子を見て、喜んで指をさしたり、驚いていました。年少組は春に遠足に行った時に比べ、友達と順番に並び上手に歩いており、最後まで疲れを見せずに館内を1周出来、成長した様子が見られました。おにぎりを食べながら、「楽しかったね」と話し合っている姿がほほえましかったです。
10月にお店屋さんごっこがあり、各クラスで品物づくりを進めています。何屋さんにするかは子ども達と先生が話し合いで決め、お金やお財布作りをしながら当日を楽しみにしています。事前にお店屋さんごっこ遊びをして、売り買いの仕組みを覚えたり、沢山売れる様に丁寧に品物を作っています。廃材を工夫して取り入れたものや、子ども達の好きなキャラクターのイラストが描かれたもの、色合いが考えられたものなど、各お部屋の前には魅力的な品物が並んでいて、子ども達は「何を買おうかな」とうきうきした様子で見ています。
保育発表会の練習も少しずつ始まり、新しい事を覚えるのに子ども達は意欲的です。
1人ひとりの興味は違うので、意欲を引き出せるように先生方は子ども達に声を掛けています。子どもも先生も一緒に過程を楽しみながら練習が進むと良いな、と思います。
また、季節の変わり目で体調を崩しやすい時期ですので、衣服の調節や体調の変化など、子ども達の様子を見ていきたいと思います。
副園長 菊地 梓
副園長の一言<令和6年8月>
夏休み期間が終わり、2学期の始業式をおこないました。約1か月ぶりにクラスの子ども達が登園し、ホールやお部屋は賑やかな声であふれています。
休み中は、怪我や事故のお知らせはなく、始業式で笑顔の子ども達に会えて安心しました。
夏休み期間中、にじいろくらすでは朝からにじいろでの遊びが始まり、学期中のクラス活動とは違う時間での生活でしたが、子ども達はすぐに慣れ、お散歩や水遊び、製作やゲーム等、先生やお友達と楽しんでいました。
にじいろいくらすでは異年齢での関わりの時間も多く、年上の子が年下の子のお手伝いをする姿や、年少の子がお兄さんお姉さんに頼る姿、また年上の子をお手本にして出来る様になる等、にじいろくらすの生活での成長が見られた様に思います。クラス活動とにじいろクラスでの活動、幼稚園で過ごす時間がより楽しい時間となれば何よりです。
夏を過ぎて日に焼けた子、少し背が伸びた子、夏の出来事を沢山お話ししてくれる子、久しぶりに会えた子ども達の元気な顔が見られて先生方も喜んでいました。
通常保育になって、子ども達はすぐに園生活のリズムを取り戻し活動に参加しています。
2学期は遠足やお店屋さんごっこ、保育発表会、季節のお楽しみ等、行事や活動が目白押しです。楽しむのはもちろん、行事の意味を子ども達に伝え、その時の子ども達の気持ちを受け止めながら進めていけたら、と思います。
もう少し気温の高い日が続きますが、園でも引き続き熱中症対策や感染予防に努めながら、保育を進めてまいります。
2学期も保護者の方々にはご協力を頂く事があるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
副園長 菊地 梓