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副園長の一言<令和5年9月>
秋分の日が過ぎ、だんだんと日が短くなってきました。
窓から入ってくる涼しい風に秋の訪れを感じます。
園庭では遊具にとまっているトンボを見つけ、子供たちは大喜びです。
キンダールーム、年少の小さいお友達は夢中で追いかけ、
年中さんは年長さんを真似て人差し指を出して捕まえようとしていました。
年長さんはゆっくりトンボに近付いて上手に捕まえています。
年齢ごとに楽しみ方が違い、年長さんに憧れて真似をしようとする
楽しそうな姿が微笑ましいです。
先日年長のお友達が「赤とんぼの色がいつもより赤いよ、先生写真撮って!」と
声をかけてくれました。
「目も口も赤いのはなんでだろう」と考えながら目を輝かせて話をしていました。
捕まえたアリの色や大きさがいつもと違っていたり、
様々な形の木の実が落ちていると取り合いになるほど興味を持ちます。
子どもは好奇心が旺盛で大人が気づかない様々なことに関心や疑問を抱きます。
日頃見ている物の中にも小さな変化に気づいたり疑問に思ったことについて調べたり
「感じる心」をしっかり育むことはとても大事です。
答えを伝えるのではなくて、子どもの「気付き」が考える力を伸ばしていきます。
「なんで?どうして?」を見逃さず、日常のなかで子どもたちの思いを
丁寧に汲み取ってあげるために私たち大人が出来ることを考えていきたいですね。
4年ぶりにおたる水族館遠足に行きました。
「明日は水族館に行くんだよ」「サメを見るんだ」と
何日も前から楽しみにしていた子ども達。
年中長さんは館内を見学した後にイルカショーも見ましたよ。
広いプールの中を泳いで近くに挨拶をしにきたり、
迫力のあるジャンプに大興奮でした。
年少さんは近くで見る大きいカメやたくさんの魚を見て大喜びでした。
キンダールームのお友達は来週動物園に行くので、晴れると良いですね。
コロナ禍で行えなかったことも少しずつ元に戻り、
子どもたちの楽しみもまた増えたのではないかと思います。
子供たちの成長にとても大切な幼児期にたくさんの発見や学び、
経験が出来るよう日々保育を考えていきたいと思います。
主幹教諭 金谷 美穂香
副園長の一言<令和5年8月>
今年の夏は猛暑日が続き、外に出るのを躊躇してしまう日もありました。
各ご家庭でも外遊びの時間や熱中症対策等、
配慮されていた事が沢山あったと思います。
その様な中、夏休み期間に事故や怪我の連絡がなく、
2学期の始業式を迎えられた事に安心しました。
子ども達は始まって1週間ほどで徐々に園生活のリズムを
取り戻しているようで、動きも機敏になってきました。
クラスのお友達が揃い、言葉はなくてもお互い笑顔で
嬉しそうにしている様子も見られ、子ども達の交流がほほえましかったです。
日焼けした子、少し背が伸びた子、お家での思い出をお話ししてくれる子、
夏の1か月の成長が見られました。
2学期が始まるにあたって、先生方で、ヒヤリハット事例の共有、
製作遊びの発展、子どもの困りに対しての援助方法などを
テーマに園内研修をおこないました。子ども達が安心して生活ができるように、
情報共有し振り返りをおこない、少しずつでも発展、
改善につなげていきたいと考えています。
園内の環境については、外遊び用の移動式ミストと
ポンプ式の砂遊び遊具、バスの置き去り防止ブザーが新しく導入されました。
園庭の遊具も新しいものが増えました。
砂遊びのポンプは早速どろんこ遊びで活躍しています。
子ども達に使い方を伝え馴染んでいけたら、と思います。
2学期も様々な遊びや経験を通して、子ども達にとって幼稚園が楽しい所でまた、
安心して過ごせる居場所となれば良いなと思います。
2学期もどうぞよろしくお願い致します。
副園長 菊地 梓
副園長の一言<令和5年7月>
暑い日が続いています。
幼稚園では夏休みが始まりましたが、
にじいろくらすとキンダールームの子ども達は、水遊びや室内遊びなど、
暑さと上手に付き合いながら元気に過ごしています。
プールやキャンプ、お祭りに行ったお話を聞き、
お家でも夏の遊びを楽しんでいるのだな、と思います。
暑さ対策をしながら、この季節ならではのお楽しみを見つけていきたいですね。
1学期の終業式をむかえ、各クラスでは子ども達と1学期の思い出を振り返りました。
今年はコロナ前の進行に戻った活動が多く、また天候にも恵まれ、
行事も予定通りに進んだものが多かったです。
子ども達に求める制限が少なくなり、 また幼稚園でも色々な遊びができるようになり良かったです。
年長組は外部の方々との交流会も再開し、
幼稚園の中の遊びとは別の経験ができるようになりました。年少組は身の周りの用意を自分でできるようになったり、
背の順番で並んで歩ける様になりました。
年中組はクラスのお友達と仲良くなり、新しい環境にすっかり慣れた様です。
振り返るとそれぞれの学年で4月からの成長が見られます。
年長組はお泊り会も経験しました。
子ども達を見ていると、当日までは期待と少しの緊張があったようです。
しかし、始まるとホールやクラスでのお楽しみ、 夕食やキャンプファイヤーやスライドショーなど、
寝るまでに沢山のお楽しみがあり、殆どの子が「楽しい!」という気持ちで就寝しました。
就寝中子ども達は広い敷布団の上で沢山動いていました。
先生方はじゅうたんに出てしまった子どもを布団の上に戻したり、
おなかにタオルケットを掛けたり、足や腕が重なっているところを移動したりと、
夜中も子ども達の様子を見ていました。
朝の園長先生の放送までぐっすり眠り、放送を聞いてみんなスムーズに起きていました。
寝起きが良すぎて先生たちは笑っていました。
お泊り会で初めてお家の人と離れて過ごした子も多かったと思います。
子ども達にとって、楽しい思い出とお泊りができた自信が 得られたのではないかと思います。
終業式では園長先生が、2学期も楽しい事が沢山あるので、 始業式に元気に会いましょうね、
と子ども達にお話ししていました。
今年はコロナ以外の感染症も子ども達の中で流行しやすいといわれています。
しっかりとした手洗いやうがいが1番の感染予防です。
怪我や事故、病気に気を付け2学期の始業式に会えるのを楽しみにしています。
副園長 菊地 梓
副園長の一言<令和5年6月>
太陽の日差しが強くなり、草木も青々と、自然から初夏のエネルギーを感じる季節になりました。
子ども達は少し体を動かすと汗を流していますが、気持ち良さそうに弾ける笑顔で遊んでいます。
季節の変わり目で体がまだ暑さに慣れていないので、こまめに水分補給をしたり、
日陰で体を休め、徐々に慣れていくよう声を掛けています。
先日運動会が終わりました。
天気が心配されましたが、日頃の子ども達の頑張りや期待する気持ちが届き、
過ごしやすい天候でおこなうことができました。
沢山のお家の方々の温かいご声援の中で、子ども達は伸び伸びと体を動かし表現していました。
また、慣れた園庭での運動会で、子ども達は安心して楽しんでいる様子でした。
親子競技では、お家の方と力を合わせ、子ども達はもちろん、
お家の方みなさんもとても良い表情で、
コロナ禍が明けて賑わいを取り戻した運動会は良い思い出となりました。
年長さんはクラスのお友達と力を合わせて取り組んできた
遊戯・バルーンを、当日もとても上手にでき、
みんなで取り組んできた達成感や充実感を味わえた事と思います。
年中さんは各競技を通して、創り上げていく過程をお友達同士で
共感し楽しんでいる様子でした。
年少さん、キンダールームの子ども達は大きな場で、
またいつもと違う雰囲気の中で戸惑いながらも先生やお友達、
お家の方と一緒に表現する事ができました。
どの学年も最後までよく頑張っていましたね。
これからの季節は、外遊びや水遊び等、夏の遊びを楽しみながら、
子ども達が楽しみに待っている行事も沢山あります。
運動会を通してお友達と一緒に遊ぶ面白さを経験し、子ども達はますます活動的に、
そしてお友達同士の関わりも深まります。
子ども達の気持ちを受け止めながら、楽しい園生活になれば、と思います。
7月、8月と様々な感染症が増えるといわれています。
お家の方々も日々の体調を見ながら休息をとり、
子ども達と一緒に夏の暑さに対応していきましょう。
副園長 菊地 梓
副園長の一言<令和5年5月>
緑が生い茂る季節になり、吹き抜ける風がなんとも心地よく感じる今日この頃です。
汗ばむくらいの暑さになったり、上着が必要な程寒くなる日もあります。
体調管理が難しい時期ですね。
公園に遊びに行くと、子どもたちは様々な草木や虫を見つけ大喜び。
たんぽぽの綿毛を何度も飛ばして楽しんでいました。
シロツメクサを摘んでお友達にプレゼントする
可愛らしい姿も見られました。
新年度が始まり、あっという間に2ヶ月が経とうとしています。
新しい環境に慣れず泣いていた声も、だんだんと聞こえなくなってきました。
新入園の子たちはお歌を覚えたり、
身支度も少しずつ自分でやってみようと挑戦しています。
笑顔も増え、好きな遊びを見つけたり、
お友達に自分から声を掛け関わる姿も見られるようになってきました。
進級の子たちは先生の声掛けにすぐに反応して、考えながら行動しています。
昨年のクラスのお友達との関わりが多かった4月に比べ、
新しいクラスのお友達と楽しそうに遊ぶ様子をよく目にします。
初めは緊張気味だった子供たちも、今ではお家であった事の話、
好きなキャラクターや食べ物の話等、積極的に聞こえてくるようになり、
少しずつ自分を出せるようになってきたんだな、と安心しています。
大人でも慣れない環境にリズムを合わせて行くのは大変なことですが、
頭に柔軟性がある幼少期は環境への適応能力も高いものがあります。
能力が高いということは幼少期の環境がいかに重要であるかということを感じます。
その環境の一部を担っているのが私たちやご家庭であることをよく考えて、
協力し合って成長を支えていきたいです。
園生活の中で色々な感情に巡り合います。
上手くできたり、失敗することも大切な経験のひとつです。
その一つひとつを汲み取りつぎに挑戦出来るお手伝いができれば良いと思います。
お家では、子ども達の話や思いをよく聞いて、受け止めてあげてくださいね。
先日小学校の運動会を見てきましたが、
久しぶりに会う小学生のお兄さんお姉さんはとても立派で、
昨年まで幼稚園にいた子どもたちが1年生になると、
幼稚園の時とは違う真剣な表情を見せながらも、
友達と楽しむ様子が見られました。
幼稚園では運動会の練習は大詰めです。
初めは楽しみながら背の順番を覚え、遊戯の振り付けを覚えていた子どもたち。
少しずつお遊戯をお家の人に見てもらうこと、
かけっこや競技では競争心を持ちながらも楽しむことに気持ちが変わり、
運動会への気持ちが高まっているようです。
当日は今までの練習の姿をお客さんの前で十分に見せられると良いなと思います。
風邪をひいていたり体調を崩すお友達が増えているので、
体調管理にも気をつけて下さいね。
主幹教諭 金谷美穂香
副園長の一言<令和5年4月>
桜が次々と開花し、満開の木を見ると札幌にも春がきた、と嬉しくなります。
最近は入園・入学式の服装で写真撮影をしている姿も見られ、
桜の前でみんな素敵な笑顔です。
開花時期は短いので、天気の良い日が続けば良いなと思います。
新年度がスタートして3週間が過ぎました。
子ども達は新しいクラスの生活にも慣れてきて、気持ちも落ち着いてきています。
新入園のクラスでは、お家を思い出して涙が出てしまう子やお部屋の隅にいる子、
表情が硬い子がいましたが、1週間が過ぎる頃には笑顔が見られるようになったり、
先生のそばに来て一緒に遊ぶ姿が見られるようになりました。
それでも給食の時にまた涙が出てしまう子もいますが、
少しずつ〝幼稚園での楽しい事″が分かっていきますので、
その子その子のペースに合わせて焦らず様子を見ていきたいと思います。
クラスでは先生のお話を上手に聞けるようになったり、
朝の歌をかわいい振り付けで踊ったりと、新しい事を少しずつ覚えています。
集団での生活や遊びも体に馴染むまで時間が必要だと思いますので、
これから楽しい事、嬉しい事、困った事、嫌な事など色々経験していく中で
園生活を楽しく過ごしていけると良いなと思います。
進級組の子ども達も最初は昨年のお部屋を見に行ったり、
新しいお部屋に入るのに緊張している子もいましたが、
新しいクラスの先生の名前をすぐに覚えて呼んだり、
園庭やホールでも伸び伸び遊ぶ姿が見られます。
また、新入園のお友達の制服を着るお手伝いをしてくれたり、
おもちゃを貸してくれたりと、小さい子ども同士でもお兄さん、
お姉さんの姿が見られ、とても頼もしく、かわいらしいです。
「小さくてかわいいね」とお話ししている子もいました。
そんな子ども達の関わりを見ていると、
集団生活での刺激はとても大きいのだろうな、と思います。
お家では子ども達のお話を聞いてあげてくださいね。
お話を聞いてもらうことで、自己肯定感がつきます。
幼稚園でお友達や先生と遊び、安心できるお家に帰る。
幼稚園とお家での子どもの様子は違うかもしれません。
身の周りの事など幼稚園で頑張っている事が沢山あります。
お家では子ども達を認め、沢山甘えさせてあげてください。
新型コロナウイルスが5類に引き下げとなり、
行事も見直しながら進めてまいります。
ご家庭の皆様には適時ご対応、ご協力を頂く事になるかと思いますが、
1年間どうぞよろしくお願い致します。
副園長 菊地 梓
副園長の一言<令和5年3月16日>
札幌にも春の訪れを感じられるような、
あたたかい日差しの日が増えてきて、気持ちも明るくなります。
新年を迎えたと思っていたら、あっという間に修了の日を迎えます。
3学期は園内で流行した感染症はなく、
クラスのお友達や先生と楽しく過ごす時間を沢山持つことができました。
先日、3年振りに全園児が集まって、お別れ会を開くことができました。
年長組と年中少組が向かい合い、お互いの顔を見ながら歌のプレゼントを贈り、
一緒に「修了の歌」を歌いました。
それぞれ練習してきた歌は、みんな上手で心がこもっていて、
コロナ禍で例年よりも歌をうたう機会が少なかったのですが、
子ども達の歌声は素晴らしく、とても感動しました。
年中さんからペンダントをもらった年長さんは、
優しく触って何度も見たり、お友達と見せ合いっこをして、
ニコニコととても嬉しそうでした。
最後の花道では、拍手をして送る年中少組も心なしかお兄さんお姉さんに見え、
また手を振る年長組を見て、卒園してしまうんだ、と改めて感じました。
ホールには子ども達の温かい気持ち、嬉しい気持ち、
新年度に期待する気持ちがいっぱいあふれていて、
先生方もとても幸せな気持ちになりました。
全園児で集まってお別れ会が出来て良かった、と思える1日でした。
年長組はいよいよ卒園ですね。
子ども達からは「早く小学校に行きたい」「卒園しても会えるよ」など、声が聞こえます。
入園の頃は、みんな今よりも小さくて丸くてかわいらしかった子ども達ですが、
随分と頼もしくお兄さんお姉さんになりました。
山王幼稚園での生活は1年2年3年4年5年とそれぞれですが、
どの子も優しく強く元気な山王幼稚園の子でした。
相手の事を思いやれる子ども達の優しい気持ちは、
毎日の園生活で自然と育まれたものです。
これからの子ども達の成長の力になる事と思います。
子ども達とのお別れはとても寂しいですが、
期待に胸いっぱいの子ども達を見ると嬉しいです。
もし小学校へ行って心配なことがあれば、
いつでも幼稚園でお話を聞きますので、遊びに来てください。
幼稚園の先生は年長さんをずっと応援しています。
年中少組は進級です。4月から新しいお友達、新しいクラスが始まります。
始業式に会えるのを先生方は準備をしながら楽しみにしていますね。
感染症が落ち着いて、行事や活動がコロナ禍以前に戻りつつあります。
また、コロナ禍だからこそ見直された活動もあるので、
今後も振り返りながら今いる子ども達に合った保育を考えていきたいと思います。
お家の方々には、感染対策をはじめ沢山のご理解、ご協力を頂きましてありがとうございました。
先生方が安心して保育をおこなえた事、大きな事故もなく無事に今年度を終える事ができるのも、
みなさまのご理解があってこそでした。本当にありがとうございました。
また、卒園のお家の方々、今まで山王幼稚園の教育・保育にご理解を頂きまして、ありがとうございました。
副園長 菊地 梓
副園長の一言<令和5年2月28日>
2月前半は大雪の日もありバスの運行が心配な日もありましたが、
後半になるとプラス気温の日もあり一気に春が近づいたように感じます。
年長の部屋からは卒園の歌が聞こえてきます。
昨年担任をしていた子どもたちもあっという間に卒園の時期となり、
こんなに話が聞けるようになったんだ、
お友達に自然と優しく接することが出来るんだ、
と年長になりお兄さん、お姉さんになった姿を日々目にします。
もう少しでお別れという少し寂しい気持ちと、
成長を嬉しく思う気持ちで胸がいっぱいになり、
目頭がつい熱くなってしまいます。
先生たちは「クラスもあと少し」「最後の〇〇」という言葉をよく使う時期です。
「先生と離れたくない」「小学校に行くのドキドキする」と話しをする子もいます。
少し心配をする子もいますが、子どもたちは環境の変化があっても
その中に楽しいことを見つける力が身に付いています。
友達と一緒に過ごしたり顔を合わせるだけでとても表情が明るくなります。
人との関わり合いの中で沢山のことを吸収し成長しているのだと改めて感じます。
年中少のお友達も、進級しクラスが替わることをそれぞれ感じているようで、
より一層クラスの友達との遊びや関わりが深まっています。
「また〇〇ちゃんと一緒がいいな」
「次は階段をのぼってお部屋に行くよ」と楽しみにしていました。
キンダールームのお友達は年少になってから使うお部屋やトイレに行き
少しずつ新しい生活になっていくことを伝えています。
それぞれの学年で期待が高まっているようです。
子ども達の遊びを見ていると些細なことから喧嘩になってしまう場面があります。
しかし、すぐに謝ることが出来ず意地を張ってしまうことが多いです。
この時期になるとコミュニケーションをとることや
相手の気持ちを汲み取ることが年齢相応にできる様になってきます。
悪いことをしたら「ごめんね」とすぐに謝るということは
子ども同士の日常の関わりの中で身につけていきます。
謝ると「いいよ」と許してくれたことはとても大切な成功体験になると思います。
良いことができたらよく褒め、目に余ることをしたら理解できるよう話をしていく、
正直なことをしたら結果にかかわらず褒めていくことが
これからの子どもたちを支える大きな励ましになるということを
意識して見守りながら保育を進めていきたいと思います。
主幹保育教諭 金谷
副園長の一言<令和5年1月>
3学期の始業式を迎え、各クラスでの遊びが始まりました。
冬休み中は天気の良い過ごしやすい日が続き、
にじいろくらすとキンダールームの子ども達が
毎日園庭で雪遊びを楽しんでいました。
その日の雪質によって、滑りやすい時や雪玉が作りやすい日があり、
子ども達は思い切り遊びほっぺたを赤くして
「楽しかった!」とお部屋に戻ってきました。
園庭の雪山はちょうど良い高さで、お友達や先生と一緒にすべったり、
ころがってみたり、子ども達の歓声が響いています。
休み明けは欠席が少なく、春以来全員が揃ったクラスもあり、
先生も子ども達も喜んでいました。
周りのお友達への関心や興味が強くなり、
年少のクラスでは友達が困っているとお話ししてくれたり、
お手伝いをしてくれる子ども同士の姿が見られ成長を感じました。
困りを解決してあげようと考えてくれる子やハンカチで涙を拭いてくれる子、
数人が集まって「どうしたの」と気にかけてくれる子ども達。
毎日一緒に生活する仲間としての信頼関係があっての姿だと思いました。
そんなさりげないやりとりが山王幼稚園では沢山見られます。
そばにいて待ってあげられる子、「いいよ」と譲ってあげられる子、
お友達のお話を楽しそうに聞いてくれる子、
優しい気持ちはお隣に伝わっているようです。
優しい子ども達の姿を見ると、先生も嬉しい気持ちでいっぱいになります。
今のクラスで過ごす時間はあと少しとなりましたが、
3学期も季節の遊びや行事を通して、
毎日楽しく過ごしていけたら良いなと思います。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
<副園長 菊地 梓>
副園長の一言<令和4年12月>
今年は根雪になるのが早く、年明けを待たず園庭に雪山が出来ました。
子ども達は、真っ白な雪を眩しそうに見て足跡をつけて喜んだり、
雪を触って「冷たいね」と笑っています。
雪山が完成してソリすべりをするのが楽しみです。
11月末から園で新型コロナウイルス感染が広がり、
学級閉鎖や家庭保育のご協力を頂きました。
各ご家庭でのご対応、ありがとうございました。
感染が広がっている時は、ご家庭の様子や症状をお聞きし、心配でした。
3週間程で状況が落ち着き、
通常保育や季節の行事がおこなえるようになりほっとしています。
保育発表会が終わった後も、子ども達は役を変えて発表会ごっこを楽しんだり、
自然に太鼓のリズムを刻んだりと余韻が残っています。
緊張なく堂々と表現している様子は、伸び伸びとさらに上手に見えます。
遊びの様子を見ると以前よりも活発になり、子ども達同士の会話も増えたように感じます。
自分の気持ちを言葉で伝えられると、遊びの幅が広がったり、
新しいお友達との関わりも増えます。
幼稚園での遊びがさらに楽しいと感じられると良いな、と思います。
開園記念のお餅つきは、3年ぶりに子ども達が杵を持ち、お餅をつきました。
普段なかなか出来る事ではないので、杵の重さを感じたり、
臼に入っているお餅を実際につく経験が出来て、良かったです。
クリスマス会では、久しぶりに全園児が集まり、園長先生のお話を聞いたり、
先生の出し物を見ました。みんなで一緒に楽しい時間を共有し、
子ども達の笑顔で一杯になり、とても嬉しかったです。
2学期が終わり、年末年始になりますね。
大掃除や年越しの用意は、出来る事を一緒にすると、
子ども達にとっても思い出になるかと思います。
お家で子ども達と過ごす時間を大切にしてくださいね。
今年も感染対策をはじめ、山王幼稚園の保育にご理解、ご協力を頂きまして感謝しております。
皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。
副園長 菊地 梓