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2024.04.26

副園長の一言<令和6年4月>

札幌も桜の開花宣言が発表され、連休中には満開を迎えそうです。ピンク色の綺麗な桜を見ると、春の訪れを実感します。桜をはじめ、これから子ども達と様々な草花や自然を、お散歩やお出かけで見つけていくのが楽しみですね。

 

入園式、始業式から3週間程経ちました。新しいお部屋、先生、お友達との新学期、子ども達のわくわくした気持ちが伝わってきました。

進級組の子ども達は、1つお兄さん、お姉さんになった事を実感し、身の周りの用意を自分の力で頑張ったり、先生のお話を聞く姿も立派に見えます。年中組の子ども達は、2階のお部屋になった事が嬉しいようで、「下のお部屋にはいなかったでしょ、2階のお部屋になったからね」と得意そうに教えてくれました。

キンダールームや満3歳児だった子ども達は、用意やお片づけを立派にして、新しいお友達のお手本になっています。

年長組は、同じコースの小さいお友達と手をつなぎ、お部屋までつれて行ってくれたり、体をかがめ同じ目線で優しく話しかけている子もいました。新しい環境に少し緊張しながらも、周りをよく見て落ち着いて活動に参加しています。

 

新入園の子ども達は、朝の歌や給食の歌を先生を見ながら真似して歌ったり、お友達と汽車ポッポをして園内を探検したりと、日々新しいお楽しみを経験しています。

今年は泣いている子も少なく、先生と手遊びをしてにこにこ笑顔になったり、お名前を呼ばれると、手をあげて上手にお返事をしています。

これから活動範囲が広がると、より活発に遊びが発展していくと思います。

 

子ども達には想像を膨らませ、自分で考えたり自由な発想でチャレンジできる環境を作ってあげたいと思います。子ども達が選択して遊びをつくっていけるよう、日々の遊びを振り返っていきたいです。また、幼稚園は集団生活なので、安全に遊べる約束やお友達との関わり方があり、毎日の生活の中で気づいていける様に先生は援助をしていきます。なによりも、子ども達にとって「幼稚園は楽しいところ」と感じられるよう、遊びを見守っていきたいと思います。

 

ご家庭の皆様には行事、活動など様々な面でご理解、ご協力を頂く事になるかと思いますが、1年間、どうぞよろしくお願いいたします。

 

副園長 菊地 梓