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2024.02.27

副園長の一言<令和6年2月>

例年にない気温の高い日があり、このまま春が来て欲しいな、と思っていてもまた雪が降り、
路肩の雪山が大きくなりました。
今年は天気と雪質が良い状態の日が多く、
園庭で雪遊びを楽しむ子ども達の元気な声が響いています。

 

今年度のクラス活動も残すところ半月になりました。
子ども達は4月から一緒に遊んできたお友達や先生と遊びを深め、安心して自分らしさを発揮しています。
子ども達の会話や遊びの様子を見ていると、
相手の考えを受け入れながらも自分の気持ちをお話しできるようになったり、
困っているお友達に手を差し伸べてくれる子もいます。
そんな自然な子ども達の姿を見かけた時は、いい瞬間に一緒に居られた、と嬉しくなります。

 

年少さんもいつまでも「小さいお友達」ではありません。
「ぼく4さい」とお兄さんになった事を教えてくれる子がいると、
周りの子ども達も「わたしも4さい」と口々に胸を張って教えてくれます。
1つ大きくなる事がとても嬉しいと伝わってきます。
また、満3歳のお友達のジャンパーを着るお手伝いをしてくれたり、
泣いているお友達にティッシュを渡してくれる子もいて、
幼稚園でお兄さんお姉さんにしてもらった事を、今度は自分がしてあげたいのだな、と思いました。
こうしてお友達の優しさが繋がっていくのですね。

年長組の部屋から卒園の歌が聴こえてきます。
歌声から、心を込めて歌っているのが伝わってきます。
3月には卒園する年長さんと、年中少さんのお別れ会があり、
子ども達は、コースやにじいろくらすで仲良くなったお友達に
思いを込めて内緒でプレゼントを作っています。
一緒に遊ぶ時間はあと少しですが、毎日楽しい時間を過ごして欲しいです。
また、それぞれの学年でこの1年を振り返りながら、
就学、進級に向けて期待が膨らんでいくと良いな、と思います。

 

副園長 菊地 梓