副園長の一言<令和7年10月>
手稲山に初雪が降り、雪虫が舞う季節となりました。寒い朝は暖房を入れて部屋を暖めていますが、子ども達が集まると活発に動き回り、部屋も子ども達の熱気ですぐに暖かくなります。年長組の太鼓遊びの時には、半袖の先生もいます。
発表会の練習が進み、自分の役割が分かってきたり、歌を覚えて口ずさんでいる姿が見られるようになりました。ホールのステージに上がると、お客様に見てもらう、という気持ちも強くなり、やる気も高まっているようです。
学年によって表現方法や意気込みが違うので、それぞれの楽しみ方、参加の仕方があります。
劇や本に出てくるお友達から手紙が届いたり、プレゼントが隠されていたり・・と、先生方は工夫をし、本番まで子ども達の期待が続く様に配慮しています。練習ばかりにならないように、遊びの延長線上として楽しみながら取り組んでいきたいです。
先日、年少組に栄養士の森先生が遊びに来て、調理室の大きなフライパンを見せてくれたり、料理の絵本を読んでくれました。見た事のないくらい大きなフライパンが出てきた時は、目を丸くして「わー」と、驚いていた子ども達。「重たそう、森先生がんばって」と応援したり、その日の給食の麻婆豆腐を食べながら、「あの大きなフライパンで作ったんだね」と、お話ししていました。
年長組では、畑で収穫したジャガイモでカレーを作り、その様子を調理員さん達が見に来てくれました。普段ガラス越しで会う調理員さん達ですが、子ども達の調理の様子を「かわいい、良くがんばっているね」と我が子を見るように笑顔で見学していました。
できたカレーは先生達にもふるまわれて、作った子ども達も「おいしいでしょ」と得意げでした。
幼稚園での食育活動や毎日の給食が、子ども達の食への興味に繋がるよう、これからも子ども達の成長に合わせた取り組みが大切だな、と思いました。
気温が低く乾燥し、感染症が流行しやすい時期となりました。
予防に努めながら、睡眠、食事を大事にして、大人も子どもも免疫力をつけていきましょう。
副園長 菊地 梓

