主幹の一言<令和7年9月>
秋分の日が過ぎ、季節の移り変わりを感じます。
朝晩は気温も低く、日没も早くなってきました。夏は気温が高くなかなか行けなかった外遊びも、ようやく過ごしやすい気温になり、お散歩や公園に遊びに行くと落ち葉や松ぼっくりを拾い嬉しそうに見せてくれる子どもたちがいます。
幼稚園のお友達はおたる水族館遠足、キンダールームのお友達は円山動物園遠足へ行きました。子どもたちは先生と図鑑や写真を見たり、歩くルートを教えてもらい遠足の日を心待ちにしていました。バスの中では生き物クイズをして楽しみ、実際に生き物を見た子供たちは「さっき先生が教えてくれたやつだ!」と嬉しそうにお話ししていました。年少さん、小さいお友達は最後までお友達と手を繋ぎながら上手に歩き、生き物を見つけると指をさして嬉しそうに見ていましたよ。
9月26日、27日は札幌私立幼稚園研究大会がありました。
今年度は山王幼稚園が担当園でした。
午前中は各クラスの保育を他園の先生方に見て頂きました。
公開保育をしたクラスはたくさんの先生方が見学している中で緊張している子もいましたが普段通りの楽しい様子を見せられたと思います。
午後の分科会では絵本作家「聞かせ屋。けいたろう」さんに東京からお越しいただきました。
実際に絵本の読み聞かせをして頂いたり、絵本の読み方、導入の仕方などたくさんのことを学ばせていただき、先生方にとって、とても有意義な時間となりました。
絵本は活動の導入、帰りのまとめなど、毎日の保育の中では欠かせないものです。絵本は子どもの想像力、共感力などの成長を促すとされ、子どもの情緒の安定にも繋がると言われています。今回学んだことを保育で活かしながら、子どもの成長を見守っていきたいと思います。
保護者の方々にはお時間をいただき又、ご協力いただき、ありがとうございました。
発表会の練習が少しずつ始まってきています。
発表会では何をしたいか、話し合っているクラスもありました。「セリフをたくさん言いたい!」「歌いたい!」と子ども達の“やりたい”という気持ちを受け止めながら、練習を進めています。
1人ひとりの個性を大切にしながらそれぞれのペースに合わせてどの子も楽しく練習に参加できたらいいなと思います。
これからさらに気温が低くなります。体調の管理を十分に行い子どもたちの体調の変化を見守りながら、健康に過ごしていけるように努めていきたいと思います。
主幹保育教諭 井口七海