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2025.04.28

副園長の一言<令和7年4月>

新年度が始まり、ひと月が経ちました。慣らし保育から通常保育になり、新入園の子ども達も徐々に幼稚園の雰囲気に慣れてきています。

 

お家の方と離れるのが初めての子は、初めから気づいて寂しくなってしまったり、初日は気づかなくても数日経ってから涙が出てしまう事がありますが、先生やお兄さんお姉さんが傍にいるとお話をしてくれるようになっています。お家の方々も、良いタイミングで笑顔で送り出して頂いているので、長く泣いている子はいません。

 

進級の子ども達は、新しい靴箱、お部屋、先生の名前を覚えて、早速ホールやお部屋で元気に遊んでいます。昨年のクラスの先生やお友達を見ると、呼びかけて手を振る子もいて、こうして少しずつ新しい環境に慣れていくのだろうな、と思いました。

 

園庭には幼稚園のこいのぼりと一緒に、年長さん手作りのこいのぼりも風を受けて泳いでいます。子ども達がつけた沢山のうろこが太陽の光を受けて、きらきらと綺麗です。

初めてこいのぼりが出た時は、ピンク色のこいのぼりを見つけた年少さんが、「ピンクちゃん!」とジャンプして喜んでいました。

ホールに飾った五月人形は、兜や鎧、刀に興味を持って見ています。

幼稚園では、季節の行事の折には子ども達に由来を伝えたり、お楽しみ会をおこない、子どもたちなりに風習を感じ取れるように考えています。

つい見逃しがちになる季節の変化ですが、お家でもお散歩の時やお買い物の時に、子ども達と小さな発見を楽しんでみてくださいね。子ども達の気づきの言葉は、大人が笑顔になる事が多いです。

 

札幌も暖かくなり、つくしやふきのとう、様々な花が芽吹き始めました。過ごしやすい気温になりましたので、園でも外遊びを楽しんでいきたいと思います。

 

新しい環境に少しずつ慣れてきている子ども達を見守り、今年度も子ども達の成長のお手伝いが出来れば、と思います。

お家の方々にはご理解、ご協力をいただく事と思いますが、1年間、どうぞよろしくお願いいたします。

 

副園長 菊地 梓