
Archive for 2024
入園前教室「ひよこくらす」のお知らせ
ひよこくらす、ひよこくらす<自由遊び>は、自由遊びを中心にお母さんと触れ合う遊び、歌を歌ったり、絵本やエプロンシアターを見て楽しんでいます。
集団で遊ぶ事の楽しさを知ってもらいたいと思い、1時間程度 園を開放しています。
予約不要、無料で参加できます。お友だちお誘い合わせて、遊びにいらしてください。
ひよこくらす https://sannoh.com/hiyokoclass/
ひよこくらす<自由遊び> https://sannoh.com/hiyokosalon/
副園長の一言<令和6年3月>
春分の日が過ぎ、ほっとするあたたかい日が増え、雪解けが進んでいます。
園庭はまだ沢山の雪が残っていますが、日差しはすっかり春ですね。
春休みはにじいろくらすの子ども達が、他クラス・異年齢のお友達との遊びを楽しんでいます。
3月15日に修了式、16日に卒園式があり、年度の区切りを迎えました。
修了式で園長先生のお話を聞いている子ども達は、
4月の頃よりも落ち着いた表情で理解しながら聞いている様子でした。
1つ上の学年に進級する事でお兄さん、お姉さんになるのだな、
という気持ちが強くなる様で、一人ひとりの顔もしっかりして見えました。
特に、幼稚園で一番大きなお兄さん、お姉さんになる年中さんはその期待も大きいのではないでしょうか。
今まで年長さんが取り組んでいた活動を見ているので、
いよいよ自分達ができる、という期待もあると思います。
そんな子ども達を見ていると、4月から来る新しいお友達に、
きっとみんな優しくしてくれるのだろうな、と思います。
卒園式の年長さんの姿は、とても立派でしたね。
卒園証書を受け取る姿、お家の方に見せる姿、心を込めて歌う姿、
どの子ども達も自信を持ち堂々としていました。
卒園式は大切な式、という事を子ども達はよくわかっている様で、
練習の時から真剣に参加していました。
お家の方、先生、お友達に見守られながら温かい雰囲気での卒園式が出来、みんな幸せでした。
年長さんの真剣に取り組む姿、優しい心、楽しいところは山王幼稚園の子ども達に引き継がれていきます。
ありがとうの気持ちでいっぱいです。
山王幼稚園での経験はこれからの子ども達の成長の力にもなると思います。
いつまでも優しい子ども達でいて欲しいです。
小学校へ行って心配な事があれば、いつでも幼稚園に来てくださいね。
お話を聞かせてください。先生たちはずっと応援しています。
今年度は各行事がコロナ禍前に戻り、お家の方々には沢山のご理解、
ご協力を頂き無事終えることができました。本当にありがとうございました。
また、卒園のお家の方々、今まで山王幼稚園の教育、保育にご理解を頂きまして、
ありがとうございました。
副園長 菊地 梓
副園長の一言<令和6年2月>
例年にない気温の高い日があり、このまま春が来て欲しいな、と思っていてもまた雪が降り、
路肩の雪山が大きくなりました。
今年は天気と雪質が良い状態の日が多く、
園庭で雪遊びを楽しむ子ども達の元気な声が響いています。
今年度のクラス活動も残すところ半月になりました。
子ども達は4月から一緒に遊んできたお友達や先生と遊びを深め、安心して自分らしさを発揮しています。
子ども達の会話や遊びの様子を見ていると、
相手の考えを受け入れながらも自分の気持ちをお話しできるようになったり、
困っているお友達に手を差し伸べてくれる子もいます。
そんな自然な子ども達の姿を見かけた時は、いい瞬間に一緒に居られた、と嬉しくなります。
年少さんもいつまでも「小さいお友達」ではありません。
「ぼく4さい」とお兄さんになった事を教えてくれる子がいると、
周りの子ども達も「わたしも4さい」と口々に胸を張って教えてくれます。
1つ大きくなる事がとても嬉しいと伝わってきます。
また、満3歳のお友達のジャンパーを着るお手伝いをしてくれたり、
泣いているお友達にティッシュを渡してくれる子もいて、
幼稚園でお兄さんお姉さんにしてもらった事を、今度は自分がしてあげたいのだな、と思いました。
こうしてお友達の優しさが繋がっていくのですね。
年長組の部屋から卒園の歌が聴こえてきます。
歌声から、心を込めて歌っているのが伝わってきます。
3月には卒園する年長さんと、年中少さんのお別れ会があり、
子ども達は、コースやにじいろくらすで仲良くなったお友達に
思いを込めて内緒でプレゼントを作っています。
一緒に遊ぶ時間はあと少しですが、毎日楽しい時間を過ごして欲しいです。
また、それぞれの学年でこの1年を振り返りながら、
就学、進級に向けて期待が膨らんでいくと良いな、と思います。
副園長 菊地 梓
副園長の一言<令和6年1月>
今年は年明けから様々な悲しいニュースもあり
どんな一年になるのか少し不安になる始まりでした。
3学期を迎え、子どもたちは変わらない笑顔と元気な姿を見せてくれ、気持ちが温かくなりました。
休み明け早々の荒天による自主登園にご協力ありがとうございました。
吹雪の園庭を見て子どもたちは、「早くお外で遊びたいな」「新しいソリをもってきたよ」と、
窓の外を見つめ雪遊びを心待ちにしていました。
天気の良い日には早速外に出てそり滑りをしたり、雪玉を作って遊んでいます。
北海道ならではの冬の遊びを目一杯楽しみたいですね。
久しぶり子どもたちに会うと、あまり自分の話をしなかった子が大きな声で挨拶をして、
「聞いて聞いて」と喜んでお話をしてくれたり、
今まで1 人遊びを楽しんでいた子が友達の手を引いて走り回っていたりと、
お休みの間にもみるみる成長しているんだなと嬉しく思います。
お友達や自分より小さい子を心配してお手伝いをしたり
優しく声をかけている様子が子ども同士のやり取りの中で自然にできるようになり、
特に朝 年長さんが年少さんをお部屋まで送り、
ジャンパーを脱いでコップやタオルを出すまでの朝の準備が終わるまで
様子を見てくれている所をよく目にします。
「これはできる?」「やってあげようか?」と、
気遣いながら手を貸してくれる姿はとても微笑ましいです。
家と園では様子が違うと懇談会などでよく聞きますが、
子どもたちはそれぞれの環境を使い分け上手に成長しているんだと思います。
園での生活では楽しんで生活している中でも大人の目に見えている以上に頑張っていたり、
挑戦したり、時には我慢していることもあります。
集団生活のなかで成長するためにとても大切な事で、自然と身についたり先生達が促していますが、
それは家庭での生活が安定して充実しているからこそです。
幼稚園で学んだり考えたりしたことを家に帰って話したりやってみたり
褒められる事で子どもたちは驚くほど成長していきます。
そのためにも幼稚園とご家庭で力を合わせて育んでいきたいですね。
主幹保育教諭 金谷美穂香