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2024.10.29

副園長の一言<令和6年10月>

紅葉が進み、落ち葉が舞う季節になりました。子ども達は落ち葉やプロペラを拾ってカラー帽子の中に集めたり、穴の空いた葉っぱを見立てて「顔にみえる」と笑っています。また、水たまりに近づいているトンボやうろこ雲を興味深く見ている子もいて、短い秋でも色々な発見を楽しんでいる様子です。

 

朝と帰りの自由遊びの時間は、園庭、ホール、お部屋、製作遊びの部屋の好きな場所を選んで遊んでいます。

ホールでは長縄に長い列ができ、何回も挑戦したり、「50回跳べたよ」と教えてくれる子がいます。鬼ごっこで汗を流して逃げている子、積み木で大きなお家や車を作ってお友達とごっこ遊びを楽しんでいる子。他クラスや異年齢のお友達と遊ぶ事も増えてきて、元気な声が響いています。

 

製作遊びでは学年で出来る事の違いがあるので、曜日ごと分かれています。年少組も製作遊びが始まりましたが、今は色を塗ったりシールを貼るなど、平面の物を使って作って遊ぶことを楽しんでいます。年長・年中組は空き箱やストローなど、立体の物も使って自分のイメージした物を集中して作っていて、何を作ったか聞くと、詳しく教えてくれます。お家に持ち帰った時は、ぜひ聞いてあげてくださいね。

 

興味のある遊びを見つけるのに時間のかかる子や、遊びに参加していなくても側で見て楽しそうにしている子もいます。また、遊びの流行りも変わっていきます。そんな子ども達の変化に気づきながら、遊びの場を考えていけたら、と思います。

 

保育発表会の練習も波にのっています。ステージにあがると、お客様にみてもらう、という気持ちが高まり、前を向いてみんなに聞こえる声でセリフを言ったり、歌をうたっています。年長組は太鼓のリズムやセリフの“朝練”をしている子ども達もいて、やる気が感じられます。本番は沢山のお客様がいて緊張もあるかと思いますが、普段通りに発表出来たら良いな、と思います。

 

幼稚園で感染症の流行はありませんが、寒くなる季節は気を付けていかなくてはいけません。手洗い・うがいが一番の予防法なので、欠かさずにおこない、子どもも大人も元気に過ごしましょう。

 

副園長 菊地 梓