副園長の一言<令和6年9月>
秋分を迎え、日暮れの時間が随分早くなりました。日中の外遊びは、体を動かし汗をかいても、風が吹いて心地よく感じられます。お散歩に行くと、落ち葉や木の実を見つけ、大切に持って帰ってくる子ども達です。過ごしやすい気温なので、外遊びや公園遊びを長い時間楽しんでいます。
今月は幼稚園はおたる水族館遠足、キンダールームは円山動物園遠足に行きました。
子ども達は絵本や図鑑を見て当日を楽しみに待ち、実際に目の前で動く様子を見て、喜んで指をさしたり、驚いていました。年少組は春に遠足に行った時に比べ、友達と順番に並び上手に歩いており、最後まで疲れを見せずに館内を1周出来、成長した様子が見られました。おにぎりを食べながら、「楽しかったね」と話し合っている姿がほほえましかったです。
10月にお店屋さんごっこがあり、各クラスで品物づくりを進めています。何屋さんにするかは子ども達と先生が話し合いで決め、お金やお財布作りをしながら当日を楽しみにしています。事前にお店屋さんごっこ遊びをして、売り買いの仕組みを覚えたり、沢山売れる様に丁寧に品物を作っています。廃材を工夫して取り入れたものや、子ども達の好きなキャラクターのイラストが描かれたもの、色合いが考えられたものなど、各お部屋の前には魅力的な品物が並んでいて、子ども達は「何を買おうかな」とうきうきした様子で見ています。
保育発表会の練習も少しずつ始まり、新しい事を覚えるのに子ども達は意欲的です。
1人ひとりの興味は違うので、意欲を引き出せるように先生方は子ども達に声を掛けています。子どもも先生も一緒に過程を楽しみながら練習が進むと良いな、と思います。
また、季節の変わり目で体調を崩しやすい時期ですので、衣服の調節や体調の変化など、子ども達の様子を見ていきたいと思います。
副園長 菊地 梓