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2024年1月

2024.01.30

副園長の一言<令和6年1月>

今年は年明けから様々な悲しいニュースもあり

どんな一年になるのか少し不安になる始まりでした。

3学期を迎え、子どもたちは変わらない笑顔と元気な姿を見せてくれ、気持ちが温かくなりました。

 

休み明け早々の荒天による自主登園にご協力ありがとうございました。

吹雪の園庭を見て子どもたちは、「早くお外で遊びたいな」「新しいソリをもってきたよ」と、

窓の外を見つめ雪遊びを心待ちにしていました。

天気の良い日には早速外に出てそり滑りをしたり、雪玉を作って遊んでいます。

北海道ならではの冬の遊びを目一杯楽しみたいですね。

 

久しぶり子どもたちに会うと、あまり自分の話をしなかった子が大きな声で挨拶をして、

「聞いて聞いて」と喜んでお話をしてくれたり、

今まで1 人遊びを楽しんでいた子が友達の手を引いて走り回っていたりと、

お休みの間にもみるみる成長しているんだなと嬉しく思います。

お友達や自分より小さい子を心配してお手伝いをしたり

優しく声をかけている様子が子ども同士のやり取りの中で自然にできるようになり、

特に朝 年長さんが年少さんをお部屋まで送り、

ジャンパーを脱いでコップやタオルを出すまでの朝の準備が終わるまで

様子を見てくれている所をよく目にします。

「これはできる?」「やってあげようか?」と、

気遣いながら手を貸してくれる姿はとても微笑ましいです。

家と園では様子が違うと懇談会などでよく聞きますが、

子どもたちはそれぞれの環境を使い分け上手に成長しているんだと思います。

園での生活では楽しんで生活している中でも大人の目に見えている以上に頑張っていたり、

挑戦したり、時には我慢していることもあります。

集団生活のなかで成長するためにとても大切な事で、自然と身についたり先生達が促していますが、

それは家庭での生活が安定して充実しているからこそです。

幼稚園で学んだり考えたりしたことを家に帰って話したりやってみたり

褒められる事で子どもたちは驚くほど成長していきます。

そのためにも幼稚園とご家庭で力を合わせて育んでいきたいですね。

 

主幹保育教諭 金谷美穂香