2023年1月
副園長の一言<令和5年1月>
3学期の始業式を迎え、各クラスでの遊びが始まりました。
冬休み中は天気の良い過ごしやすい日が続き、
にじいろくらすとキンダールームの子ども達が
毎日園庭で雪遊びを楽しんでいました。
その日の雪質によって、滑りやすい時や雪玉が作りやすい日があり、
子ども達は思い切り遊びほっぺたを赤くして
「楽しかった!」とお部屋に戻ってきました。
園庭の雪山はちょうど良い高さで、お友達や先生と一緒にすべったり、
ころがってみたり、子ども達の歓声が響いています。
休み明けは欠席が少なく、春以来全員が揃ったクラスもあり、
先生も子ども達も喜んでいました。
周りのお友達への関心や興味が強くなり、
年少のクラスでは友達が困っているとお話ししてくれたり、
お手伝いをしてくれる子ども同士の姿が見られ成長を感じました。
困りを解決してあげようと考えてくれる子やハンカチで涙を拭いてくれる子、
数人が集まって「どうしたの」と気にかけてくれる子ども達。
毎日一緒に生活する仲間としての信頼関係があっての姿だと思いました。
そんなさりげないやりとりが山王幼稚園では沢山見られます。
そばにいて待ってあげられる子、「いいよ」と譲ってあげられる子、
お友達のお話を楽しそうに聞いてくれる子、
優しい気持ちはお隣に伝わっているようです。
優しい子ども達の姿を見ると、先生も嬉しい気持ちでいっぱいになります。
今のクラスで過ごす時間はあと少しとなりましたが、
3学期も季節の遊びや行事を通して、
毎日楽しく過ごしていけたら良いなと思います。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
<副園長 菊地 梓>