2022年9月
副園長の一言<令和4年9月>
空が澄み渡り、いわし雲や羊雲など、この季節ならではの様々な空模様に秋を感じます。
朝晩は気温も低く、日没も早くなりました。
長袖の服や羽織を1枚着てくる子ども達も増えてきました。
9月の初めに円山動物園に遠足に行きました。
子ども達は先生と動物の写真を見たり、歩くルートを教えてもらい、
ずいぶん前から楽しみにしていました。
西門から入り年長組は一番奥の白熊の所まで、
年中少組はゾウやキリンをゆっくり見学しました。
それぞれの動物の特徴や動きを近くで見て、
鳴き声を聞いたり匂いを嗅ぎ、1日動物園を楽しんでいました。
過ごしやすい気温だったので、疲れた様子の子もいなく、
年少組も最後まで歩いていて、良かったです。
以前は1学期に遠足に行っていましたが、
2学期のこの時期はどの学年も上手に並んで先生のお話を聞いて歩ける様になっているので、
子ども達にも無理がないのかな、と思います。
お昼のおにぎりも朝から楽しみにしていて、
おいしそうに食べている笑顔がかわいらしかったです。
キンダールームのお友達の遠足の日も晴れるといいですね。
9月22日、23日は札幌市私立幼稚園の研究会でした。
公開保育と講演会はコロナ対策を講じながら3年振りにおこなわれました。
講演では、先生の思いを伝える時には、
まず子どもの気持ちに寄り添い認める事が大切、とお話がありました。
対子どもだけではなく、家族や友達、同僚にもあてはまるそうです。
姉妹園なかのしま幼稚園理事長先生の園内研修の講演では、
乳幼児の成長過程を参考に1人ひとりの子どもの育ちを援助していく大切さや、
初めてを経験する子ども達にとって、
先生(大人)は子ども達の良いお手本になるべき、とお話を頂きました。
日頃の保育を振り返り、明日へ続く子ども達との関わりを考える学びの機会となりました。
22日は お時間を頂きまして、ありがとうございました。
お部屋から太鼓の音や歌声が聞こえてきます。
保育発表会の練習が少しずつ始まっていて、
覚えた事を嬉しそうに教えてくれる子もいます。
今流行している病気はありませんが、
気温の変化に合わせて服装の調節をしながら健康に過ごせると良いな、と思います。
副園長 菊地 梓