2022年5月
副園長の一言<令和4年5月>
新緑がまぶしく、すがすがしい風が気持ち良い季節となりました。
園庭には藤の花が咲き、子ども達が育てている野菜の葉がどんどん伸びてきています。
幼稚園横の川沿いには色鮮やかな、はまなすの花も咲き始めました。
過ごしやすい季節ですが、寒暖差があり、
子ども達の体調の変化に先生方も十分注意しています。
連休明けからお休みの子は少なく、1日1日幼稚園のリズムや生活習慣に慣れていっている様子です。
クラス活動を通して新入園の子ども達は、先生やお友達の名前を呼んだり、
自分のクラス名を覚え、呼ばれると元気にお返事が出来るようになりました。
朝の歌や給食の歌を教わり、先生を見ながら振りを付けて楽しそうに歌っています。
進級の子ども達も、周りのお友達の遊びを見て興味や関心持ち、
新しい交友関係が少しずつ広がってきている様子です。
運動会の練習では、昨年の経験を活かし、先生の声を聞いて機敏に行動する姿も見られます。
カラー帽子を被る、ジャンパーを着る等、身支度も自分の力で頑張っています。
身の周りの用意は各年齢によって出来る事が違うので、園での先生の援助も違ってきます。
お手伝いをしてやり方を伝え、見守り、励まし、時には一緒に行うなど、
その子に合った声掛けを考えています。
出来るようになった喜びを受け止め、子どもが自信を持てるよう促し、
次に挑戦する意欲につながるように配慮しています。
外遊びでは、園庭にいるありやダンゴムシを見つけたり、
自然散策では様々な草花の発見やフィールドゲームを楽しんでいます。
子どもは興味・関心を持つと、遊びに集中します。
子ども達が今、関心を持っている事をキャッチし、
先生自身も子ども達と一緒に楽しむ事で遊びが深まります。
大人になってもアンテナを張り、遊びが発展していくような環境作りができれば、と思います。
今後もマスク生活が続きます。
子どもは自分でマスク着用の判断が難しいので、
園ではその日の気温や遊びの状況を見て、声を掛けていきます。
感染対策に加え熱中症も心配な時期なので、水分補給や外に出る時間など、
ご家庭の皆様もご配慮頂きますよう、よろしくお願い致します。
副園長 菊地 梓