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2021年4月

2021.04.28

副園長の一言<4月>

日差しや風がやわらかく感じられ、芽吹いた草花が春の訪れを教えてくれます。
新年度が始まり2週間が過ぎました。
新生活にワクワクと緊張の気持ちがあった子ども達ですが、
ずいぶん慣れてきたようです。

進級の子ども達は、お友達を見つけ遊びに誘いあったり、
すぐに先生の名前を覚え、お話を聞かせてくれます。
ひとつお兄さん、お姉さんになった喜びが伝わってきます。
活動にも張り切って参加している子が多いです。

新入園の子ども達は、少しずつ“幼稚園は楽しい所”と思えるようになってきた子、
ふとした時に「お家に帰る」「ママに会いたい」と涙が出てしまう子、
お部屋に入るとすぐにおもちゃで遊び始める子、と様々です。

初めてお家の方と離れる子にとっては、まだまだ園での生活は不安です。
毎日の園生活で、お名前を呼ばれて返事ができるようになったり、
先生と一緒に絵本を見たり、園庭でお友達と一緒に走ったり、と色々な事を経験し、
楽しいと思える時間が少しずつ増えていきます。
朝泣いていても、幼稚園で1日中泣いている子はいません。
困っている時には、先生が隣でお話をしています。
おもちゃの片付けやお帰りの用意をがんばっています。
連休明けはお家がいい、と言う子もいると思いますが、
朝は「いってらっしゃい!」と送り出してあげて下さい。

新型コロナウイルス感染拡大が心配です。
できる予防はしっかりと徹底し、免疫力を落とさないように
気を付けていきましょう。

                           副園長 菊地 梓